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続・小説2
第二節
「師匠なら、もう居ないぜ。あの龍を作ったすぐ後に、燃えながら消えた。」

燃えながら…

「炎は鳳凰を象っていたよ。鳳凰はそのまま、天に帰るように飛び去っていった。」

鳳凰か…

「…最後まで、あの人らしいな。」

「ハハッ、そうだな。」



その時、ある建物からある人物が必死な表情で出てきた。

「これは…!?」



ロウゲン大臣だ。

「ロウゲン大臣。もう貴方に手だてはない。貴方の身柄を拘束します。」

「何!?」

「政府の正規軍の隊長である私には、たとえ相手が大臣であろうとその場で相手を拘束できる絶対的拘束の権利を与えられている。貴方とて例外ではありませんぞ。」



「クソッ!!」

ロウゲン大臣は、観念したように膝をつき、地面を強く叩いた。

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