続・小説2 第十節 「で、気になる事って?」 「地図だとこの先に扉が2つあるはずなんだけど…」 正面には2つも扉は見えない。 あるのは1つだけだが… 「それとロボットを追いかける事に何の関係が?」 「まぁ見てなさいよ。ただの直感でしかないけど。」 「あ…」 ロボットが扉に向かってない? 扉の少し手前で左に曲がって… 「!?」 壁が開いた!? 「急ぎましょう。多分あの扉は長くは開いていない。」 「だな!!」 なんとか全員通路に侵入できた。 「このロボット専用の扉ってわけか。」 「地図によれば、このままついて行けば目的の場所までたどり着ける。だが問題が2つある。」 「言ってくれ。」 「1つは途中にかなり見張りが多い場所を通らなきゃならない事。もう1つはレーザーセンサーが無数に配備された通路がある事。」 「面倒なもん置いてやがる…」 [*前へ][次へ#] [戻る] |