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小説1B
第十節
「やはり…この世界の者ではなかったのか…。隕石となって落ちてきた時点で存在を疑うべきだったか。」

そう言ったラムド以外は驚きを隠せない表情だった。

「ちょっと待ちなさいよ。私達の世界に来たこととアンタが自分の世界で最強になることに一体何の関係があるわけ?」

ネルは自分の中の憤りをぶつける様に言った。

「我はお前達が持っている"属性の力"、そしてお前達の世界に封印されていたものの力、この2つの力を求めた。我はまず、封印されていたものの力を手に入れた。そしてその力と我が力を使い、お前達の持つ属性の力を編み出し、試しもした。」



それを聞いたレイは言った。

「だったら…さっさと自分の世界に帰れ!」

すると、シグルスの表情は少しずつ怒りに染まり始めた。

「そうはいかん。」

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あきゅろす。
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