[携帯モード] [URL送信]

小説1B
第七節
「助かったよ。ネル。」

「えぇ。それよりヤツを…」

レイ達はシグルスの方に目を向けた。



「…少しは楽しませてくれるようだ。だが…。」

そう言いながらシグルスは地面に手を置いた。

力を込めると、レイ達の足元の地面が光り出した。

「これで終わりだ…!」

先の戦いと同じ技ではあったが、威力は比べられないほど大きくなっていることは容易にわかった。

力を地面に送る早さ、その量は圧倒的に前回を上回っていた。



「今度こそ…貴様ら全員葬ってくれる!」

レイは剣を構えた。

「マズい…!」

剣に光の力を目一杯込めると、足元の光る地面に突き刺した。





レイが剣を突き刺した瞬間、周辺の大地がより激しく光り出した。

「何だ!?」





やがて凄まじい爆発が起こり、眩い光が辺りを包んだ。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!