小説1B
第八節
突然、その光は彼方へと飛んでいった。
「あ!行っちゃった!」
「東に飛んでったわね。」
「街のある方向ですね。…とにかく今は先に進むことを考えましょう。」
レイ達は東を目指して歩き出した。
その時、レイドが気づいた。
「おい!アレは!」
レイ達はレイドの指し示した方を見た。
「!!…まだ、新しいな。」
そこには、村の門にもあった紋章が、一枚岩に刻まれていた。
「ついさっき現れた感じですね。村の入り口にあった物よりも、さらにくっきりしている気がします。」
「……とにかく、森を抜けよう。」
その紋章は怪しく、赤く輝いていた――
To be continued…
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