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小説1A
第五節
「フレイヤ!行くぞ!」

フレイヤは巨大な狼に変化した。

フレイヤとレイドは二手に別れた。

レイドは腰に携えた一本の刀を抜いて攻撃を仕掛けた。

「甘い。」

シグルスは結界を張った。

「!」

レイドとフレイヤは踏みとどまり、距離を置いた。

「あれが例の結界か。」

「結界を何とかしたいとこだけど…あれじゃあねえ…」

するとラムドがとっさに作戦を考え、話した。

「ラルス、奴に水の力を強く放ってくれ。結界に拒まれても構わん。ネル、俺が雷の力を放つから援護を頼む。」

「?…うん。わかった。」

「OK。」

2人は了承した。

「!……なるほど、そういう作戦か。その後は俺に任せてくれるか?それとトドメは…」

「俺がやるぜ!」

レイが名乗り出た。



「何をコソコソしている!」

シグルスは再び力の塊を放った。



サマイルが地面を隆起させて壁を作り、それを防いだ。

「攻撃は僕が防ぎます!」

「あたしが囮になる!いくわよ皆!」

ソイラはサマイルの作った壁を飛び越えて攻撃を仕掛けた。

「!」

シグルスは結界で防ぐ。

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