青い君を愛する少女は
青峰大輝
「そうだけど...。だったら何なんだ?」
やっぱり。コイツが青峰大輝。体格は良くてスポーツ選手には向いてる。背も高いからバスケでは尚更向いているっと思っていたが。
『何だか予想してたのと違うな』
「あ゛ぁ?」
キセキの世代。それがどういった人達かは知らない。バスケが天才的に上手い、っとしか俺は言えない。
だから俺は「他のやつらとは違う」っと常に人を見下してる奴だと思ってた。何だ、別にそんな態度は取らないんだ。それが俺の思った事。だから、
『良い意味だよ?俺はキセキの世代ってどんなのかあんまり知らない。だから人を見下す態度ばかり取るんじゃないかって...。ごめんな、謝るよ。』
正直に言う。だって、何だか悪い気がして、謝りたくなった。こう言う事は、はっきり言わないと嫌なタイプ。
「何だそれ。そんな事言う奴初めてだ。」
『?』
怒らない、のか。
「お前面白れぇな」
『そうか?普通だと思うぜ』
遠くでチャイムが鳴り響く。
いよいよ、高校生活の始まりだ。
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