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青い君を愛する少女は
桐皇学園高校に着くちょっと前


『ったくどうして俺が』



只今家を出て兄貴と桐皇学園高校...(長いから桐皇で良いか)に向かっていた。
バスケ部の腹黒主将である兄貴は、帝光中学校でスカウトして来たキセキの世代のエース、青峰大輝について話していた。



「それで、ワシがよろしゅう言うたらあのアホ何て言うたと思う?」


『...もう聞き飽きた』



十数回聞いた青峰大輝と言う人物の話。兄貴から聞いたのを簡単に言うと、バスケ以外才能が無い奴らしい。心配なのは赤点で大会に出れなくならないかっと言う事だけらしい。まぁ、大会に出れないと意味が無いよな。



「さて、ここからが本題や。」



えっ、十数回同じこと聞いてやっと本題って...。



「青峰は練習に参加せんちゅうちょっと厄介なやつでのぉ」


『ちょっとじゃないだろ。いくら戦力でも大変じゃないか。』


「まぁ、最後まで聞きや」



練習に参加しないって。チームワークが大切だろう?こういう団体のスポーツは。



「青峰の幼馴染ちゅう子マネージャーにも来てもろたんやけど。その子に怒られるのは慣れてしもて効かんらしんやわ。」



『その子はめんどくさい子と同じ高校なのか。...ご愁傷様。』


「いや、自分からゆうてきたんやで?それで華恋、やのうて翔弥に頼みたいんやけどなーーーーー」





私...いや俺の高校生活が本格的に狂い出した。

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あきゅろす。
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