長編 A ちょっと早すぎたかな、待ち合わせ場所に着いたルークは腰を下ろし、沈みかけの夕日を眺めた。 「ここだと星が、綺麗に見れそうだな////」 日が暮れるにつれ気温が下がって心地よい風が吹くようになり、ルークはいつの間にか眠っていた。 ポッ‥ ポッ‥ ポッ‥ 「うわっ‥っめてェ!」 眠っていたルークは上から落ちてきた冷たいもので目を覚ます。 なんだ雨か‥‥って!雨?! オレいつの間にか寝てたのか‥。 ルークは慌てて、近くにあった木の下に入った。 アッシュは‥。 辺りを見回したが何処にもアッシュの姿は無かった。 まだ来てねェーみたいだな。 ザー‥ ザー‥ ザー‥‥ 「アッシュ‥遅いな‥」 待ち合わせの時間はとっくに過ぎていた。 アッシュどうしたんだろ‥。 アッシュから連絡も来なかった。 段々酷くなる雨に仕方なくルークは宿屋に戻る事にした。 その頃、宿屋では帰りの遅いルークを心配しているガイとティアとミュウが居た。 「ルーク遅いな‥」 「心配ですのー‥」 「探しに行った方が良くないかしら?」 「そうだな、俺が探しに行って来よう」 「ガイさん、ミュウも行くですの!」 ガイとミュウが探しに行こうと玄関に向かうと。 ガチャリと、扉が開き目的の人物が姿を表した。 [*前へ][次へ#] [戻る] |