くしゃみ。
#
ちょちょちょ‥
本当にそんなお待ちかね!みたいな登場いらないからっ!
マジでっ
さっきより絶対、状況悪化してんじゃねーかっ
「おー蒼来た来た、やっとお出ましやで?」
え、
だから俺に振るんじゃねーよっ
こっち見んな!
なんでまたこう都合良く来るんだよっ
「あー、良かった良かった、蒼にメール届いてないんかとおもったわ」
お・ま・え・か!!
いやいや、椿にメール送るのはまだしも何故不良さんにも送ったし!
「んじゃあ、そろそろ俺はかえるわーっ澪楽しかったでー♪」
「……え、は?帰る?」
楽しかったじゃねえよっ
そして不良二号「ばいばいのあいさつー」とか言って、ちゅ、と俺の唇に付くか付かないかのギリギリな所にキスをした
「…おい!止め…!!」
さっきまで黙っていた
椿が声を上げた
……っうぇ、
なにしやがんだアイツ
男にキスしやがった
しかももうちょっとで俺のはつキッスが…ゲフンゲフン
「じゃあ」
「…え、ちょっ」
「俺らは先戻っとるから」
「…は、待っ…」
「後はたのしんでなー☆」
そう言って、不良二号は俺を置き去りにし、図書館から去っていった
ちょ、マジ?
え、
え?
何?
一体なんだったの?
まさかの急・展・開☆
あいつまじで何がしたかったんだよー!!!
なんで?なんで?ねぇ
俺を勝手に連行して
意味不明なセクハラしてきて
挙げ句の果てに
このざまだよ!
なんで俺がまたこの不良さんとふたりきりになっちまってんだよおおー!!
椿も一緒に拉致っていきやがった!あのやろっ
椿カムバアアーック!!
このアメちゃんあげるから戻って来てくれなイカ!
[*ばっく][ねくすと#]
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