くしゃみ。 # 「あ!そうや!」 「……‥?」 こ、今度はなんだ? 「なあ、結局あれどうなったんや?」 「…あ、アレ?」 「そう、ア・レ!」 そう言って瀬名様と言う名の不良さん二号は、ちょんちょんと自分の首筋をつっついた まさか、 「…き、キスマーク‥?」 「おう!それやそれ!」 と言って、俺の向かいのイスに座っていた不良さん二号はガタッとイスから立ち上がった 「…………‥?」 「あの後、椿、ソレの意味教えてくれたか?」 「え、いや‥」 そう言えば結局教えてくれなかったな‥椿めっ 「なんや!まだ知らんの!……‥へぇー、じゃ‥」 今度こそ、なんだ…? なぜ立ち上がった‥んだ? ‥え、ちょっ、まっ… こっち来んなあ…っ!! しかも、なんで今ちょんとニヤってしたよ!? ひいぃーーっ 「ちょ、あの、せせ、せせ瀬名さんっ!?」 これは、なんか分からんがやばい! 逃げろ!ぜってーあれは何か企んでいる顔だったっ そう、危険をいち早く察知した俺は不良さん二号から逃れるためイスから立ち上がり、離れ‥ようとした だが、 また今回もダメだったよ‥ [*ばっく][ねくすと#] [戻る] |