APH
またどこかで.英
※死ネタ注意
戦場で傷を負った彼女は俺に向かって叫ぶ。
「イギリス！！」
彼女は足を負傷しており立てない。
ボロボロの状態だ。
だから俺は彼女の盾となる。
「イギリス！」
「お前は立てないだろ、だから俺が盾となって護ってやるよ」
真っ直ぐ前を見るとそこには銃を構えている敵兵がいた。
「いや、やめて！そんな事しないでよ！死んじゃう！」
「大丈夫だよ、俺は死なねぇからな」
そう言って彼女に最後の笑顔を向ける。
「じゃあな」
「イギリス！」
彼女が俺を呼ぶ声が聞こえた。そして銃撃の音が聞こえた。
どうやら俺は異常らしい。
痛いはずなのに、生きたいはずなのに、声が出ないし視界は真っ暗だ。
そうか、俺は死んだのか。
またどこかで
(会えるといいな)
こんな最後嫌だね、残された人の方が悲しいのに、と思う＠薄雲
20110201
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
