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※流産ネタ、独り語り多。

裏表ラバーズ

良いこと尽くめ の夢から覚めた私の脳内環境は、ラブという得体の知れないものに侵されてしまいまして、それからは
どうしようもなく二つに裂けた心内環境を 制御するだけのキャパシティなどが存在しているはずもないので 曖昧な大概のイノセントな感情論をぶちまけた言の葉の中 どうにかこうにか現在地点を確認する目玉を欲しがっている、生。 どうして尽くめ の毎日 そうしてああしてこうしてサヨナラベイベー現実直視と現実逃避の表裏一体なこの心臓どこかに良いことないかな、なんて裏返しの自分に問うよ。自問自答、自問他答、他問自答連れ回し、ああああ
ただ本能的に触れちゃって、でも言いたいことって無いんで、 痛いんで、触って、喘いで、天にも昇れる気になって、どうにもこうにも二進も三進もあっちもこっちも今すぐあちらへ飛び込んでいけ。
もーラブラブになっちゃってー 横隔膜突っ張っちゃってー 強烈な味にぶっ飛んでー
等身大の裏・表
脅迫的に縛っちゃってー 網膜の上に貼っちゃってー もーラブラブでいっちゃってよ!
会いたいたいない,無い! 
嫌なこと尽くめの夢から覚めた私の脳内環境が、 ラブという得体の知れないものに侵されてしまいまして、それからは
どうしようもなく二つに裂けた心内環境を 制御するためのリミッターなどを掛けるというわけにもいかないので大概は曖昧なイノセントな大災害を振りまいたエゴを孕ませどうにかこうにか現在地点を確認した言葉を手に掴んだようだ。
どうして尽くめ の毎日 そうしてああしてこうしてサヨナラベイベー現実直視と現実逃避の表裏一体なこの心臓。どこかに良いことないかな、なんて裏返しの自分に問うよ。 自問自答、自問他答、他問自答連れ回し,ああああ
ただ本能的に触れちゃって、でも言いたいことって無いんで、
痛いんで、触って、喘いで、天にも昇れる気になって、 どうにもこうにも二進も三進もあっちもこっちも今すぐあちらへ飛び込め。
盲目的に嫌っちゃってー今日いく予定作っちゃってーどうしてもって言わせちゃってー
等身大の裏を待て!
挑発的に誘っちゃってー衝動的に歌っちゃってーもーラブラブでいっちゃってよ!大体,愛,無い。
もーラブラブになっちゃってー横隔膜突っ張っちゃってー強烈な味にぶっ飛んでー
等身大の裏・表
脅迫的に縛っちゃってー網膜の上に貼っちゃってー もーラブラブでいっちゃってよ! あいあいあいあいない!



“ヒロイン視点”

あの時彼とした行為によりできた小さな生命体はいつしか私の中から消えていた。小さな生命体が私に宿った時には破面(アランカル)の私にでも生命体を宿す事ができるのかと驚いた。嬉しくて、泣いて喜んだ。でも消えた。所詮私は破面(アランカル)。生命体が生まれたのは一瞬の出来事で、それ以上でもそれ以下でもない。刹那の間に出来、刹那で消え去った。絶望より深い闇に私は呑まれ、死ぬより苦しく、傷つけられるより残酷で、眼球を潰されるより暗く、息が出来ないより息苦しく、飽きるより酷い虚無に包まれた。それでも良いと彼は笑ってくれる。彼は優しすぎる。本当はその生命体が欲しかったくせに。私はその優しい一言が何よりも辛く、何よりも温かかった。一つの生命体も作り出すことの出来ない私なんて彼は要らないのではないだろうか。あの優しい言葉もただの偽善なのではないのだろうか。ああ、苦しい。

「何考えてるんだよ。またあの事か?忘れろって」

そう言って彼は私の頭に手を置いた。

「でもね」

「良いんだよ。俺は…お前がここに居る事が最上級の幸せだ」

「でも」

「お前が生命体を生み出す事がお前の魂を削る事かもしれないと、俺は最初心配だったんだよ」

彼はそう優しく言った。独特の色の髪が綺麗だと、私は見惚れた。

「本当に?でもいらないとは言いきれないでしょ?」

「いや、俺はお前さえ居れば他なんて何でも良い。第六席も、何もかも。お前が俺の傍に居ないと全ては無意味な事になっちまう。だからお前はそこで、黙って俺に護られろ」

私は黙った。

愛されるとは素敵な事だと、涙が出た。


裏表ラバーズ@薄雲

20110315


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