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0052
死ネタ
「さよなら、またいつかお会いしましょう」
そんな風に笑って俺の前から消滅した女が、未だに忘れられない。
たかが女が俺の眼球に焼き付き消えない。鬱陶しいくらい視界に入った彼女が、今は存在しないという静かな虚しさが俺の脳髄を巡る。
「、」
理由が解らないが、眼球から液体が流れてきた。
透明のそれは、止まらない。
愛してたのかもしれないな。
さよなら、もう会えない君。
塩味/あえて貴様とは言わない@薄雲
20110502
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