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久し振りに会った平子さんは雰囲気が以前と変わっていた。久し振りっていっても貴方に会えない時間はゆっくり流れるからそんなに経っていないはず。わずか数時間だろう。だけど何だか平子さんの様子が可笑しかったのを私は覚えている。何か嫌な事があったのかな、と首を傾げる。平子さんはなんもないでって私に心配させてくれない。何故だろう。何故、平子さんは飄々としてるくせに甘甘しくも苦々しくも無いんだろう。ああ平子さん。私に相談してよ。そう思いながら今日も平子さんの補佐として隣でえへへと笑っている自分が大嫌い。ねえ平子さん、どうしたの?何で前のように私の頬を撫でてくれないの?

もしかして何かあったのかな?

待ってて、私が突き止めてみせるから。

待っててね/自分でも解らない@薄雲

20110613


あきゅろす。
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