BSR
クッキング.三成
学園
「なんかさ、私の手料理って誰も美味しいって言わないのよね」
「それはお前、その弁当から発する黒い殺気のせいではないか」
「失礼ね、誰が某漫画のダークマターですって?」
「そこまでは言っていない」
彼女はそこまで言うと視線を地面へ落とした。
「はぁ、やっぱりさ、愛情じゃ料理は作れないのね。うーむ、そうだ!伊達の馬鹿宗に訊きに行こう。美味しい料理の作り方!訊き出してやろうじゃないか!」
そう言って視線を遠くに向ける。
いや、そういう問題なのか。お前みたいなやつの料理が美味しい料理になるわけがないだろう。それによりによって伊達かよ。
「止めとけ」
「はい?」
「料理なら私が教えてやろう」
「は?三成料理できるわけ?」
「当たり前だろう」
「じゃあお願いするわ」
伊達のような奴のところに行ったらお前が料理されてしまうだろう!
クッキング/伊達が酷い言われよう@薄雲
20110305
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!