短編
冷たい風さえ、愛しくて [リボツナ]
「早過ぎちゃった…」
今日はリボーンとデートってゆーか出かける日。
いつも待たせてばっかりだから、今日こそ早く来ようと目覚ましを五個もセットした。
そのお陰で遅刻はしなかったものの、逆に早過ぎてしまった。
今は冬。
しかも今日は特に寒い。
冷たい風が、容赦無く体温を奪ってゆく。
しかし、これからリボーンがここに来るのだと考えるだけで、愛しい気持ちが溢れた。
冷たい風さえ、愛しくて
彼が来るまであと少し
(早く来ないかな、)
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