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短編
これがオレの愛し方。[リボツナ]
※ツナが原作と性格違います
言葉遣い悪いですはい。



「ただいまー」


「お前どこいってたんだ?」


「どこって別に獄寺君と山本と一緒に遊んでただけだけど」


「今日は早く帰れるから待ってろって言ったよな?」


あ…


「忘れてた」


「ふざけんなよ。勝手にどっか行ってんじゃねぇ」


「は?意味わかんねぇから」


「お前は傍でオレの世話して機嫌とってりゃいいんだよ。」


『これがオレの愛し方。』


「…んだよ、それ
俺はお前のメイドじゃないんだ!!」


「っ、わりぃ」


「うっさい今更謝ったって許さねぇよ!!」


「あ?こっちは謝ってやってんのになんだよその態度」


「誰が謝ってくれなんて言ったんだよ!!!!」


「うっせぇな、だったら出ていけ」


「言われなくても出てってやるよ!!じゃあな!!!!」


そうリボーンに怒鳴り散らすと
そばにあった携帯だけを持ち家を出た


もう頭きた。絶対許さねぇかんな


「なんなんだよリボーンの奴!!大っ嫌ぇ!!!!」


クソモミの変態帽子野郎がっ
俺はメイドかよ!?
仮にも恋人だろうが
…まじありえねぇ



「とりあえずこの後どうしよ…」


さっきは怒りのままに出てきたはいいけど行く所がない。
とりあえず公園いくか

今日は公園で夜をこすことになる…だろう。

最悪。これもリボーンのせいだ。
絶対俺は悪くない

どこの世界に恋人をメイド扱いする奴がいるんだ

…ってもしかしてリボーンにとって俺ってそんなもん?

やべ、冷静に考えると悲しくなってきた



「もう終わりだったりして」



「何が終わりなんだ」



この声…リボーン?


っ、なわけないよな。アイツが追いかけてくるなんてありえない


そう思いながら振り向き声の主を確認する


「…リボーン」


帽子を深く被り立ち姿も偉そうなアイツがいた。



「なんでいんだよ」


「恋人を追っちゃ悪いか?」


「恋人なんて思ってないくせに」


「あ?んなわけねぇだろ」


「嘘だ!俺をメイド扱いしたくせに!!!もうお前のことなんか知らねぇよっ!!」


そう言ってリボーンのもとを去ろうて振り返ると
腕を強く引かれ抱きしめられる


「悪かった」


耳元で囁くように低く優しい声で謝罪してくる


「離せよっ」


リボーンの腕から抜けだそうとすると更に力を込めてくる


「悪かった」


再度謝罪の言葉を述べてくる



「ムカつく」


「あぁ」


「俺はお前のメイドじゃないし」


「あぁ」


「お前の機嫌とるために一緒にいるんじゃないし」


「あぁ」


「っ、俺は悪くない‥しっ」


「あぁ、そうだ」


駄目だ。
ムカついてるのに涙が出てくる


「‥っしょにいるのは好、っん」


一緒にいるのは好きだからだし


そう言おうとしたのに
途中でリボーンが口を塞いできたから言えなかった


「っ‥」


堪えていた涙がこぼれる。



何に対して涙が出てるのか、理由があり過ぎる。

ムカつくから。
悔しかったから。
悲しかったから。
好きだから。


そして、リボーンのキスがあまりにも優しく、あたたかかったから―…


しばらくして、リボーンの唇が離れていく


そして、ゆっくりと話し出した



「本当に悪かった」


「…」


「あの言葉は本心なんかじゃねぇ」


「…」


「勿論お前をメイドなんて思ってねぇ」


「…」


「ちゃんとお前の事を愛してる」


「…」

「だから‥傍にいて欲しいと思った。他の奴と遊んでねぇでオレの傍にいてほしくてあんなこと言っちまった。悪い」


「…ん」


「ツナ、お前は…こんなオレ嫌か?」


「嫌じゃ、ない」


「だったらずっとオレの傍にいろ」


「‥ん」


「絶対オレから離れんな」


「うん」


「愛してる…」




そう言ってリボーンはまた優しいキスをした




-END-




―――――
こんにちは管理人です←
なんか長くなりましたね。スパッと終わるはずだったのに

今回はいつもよりはましに書けたかなぁ…と
題名が『これがオレの愛し方。』なんですけど関係なくなってる気しますはい。
頭ん中では関係あったんです(´・ω・`)

まぁ何はともあれ無事書き上げられたのでよかったですv
会話文ばかりなのは気にしないでいただけると有りがたい←

それでは最後まで読んで頂き有難うございました〇┓

それではまた次の作品でお会いしましょー★



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