明日現実を知るとしても 『ツナ…』 『ツッ君、ご…め、ごめんなさい…』 どんよりと曇りきった黒い空 『かぁ…?、とぉ?』 辛く悲しそうな表情をしている人 『ツナ、ごめ、…さ…』 『ッ奈々、もう、行こう…』 『…で、も』 『俺たちはツナを守ると決めた、譬この身がどうなろうとも』 『……はい、…ツッ君、ごめんなさい。元気で………生きて、』 『ツナ、悪く思わないでくれッ…。行こう、奴等がもうすぐ来る』 『かぁ!!とぉ!!!やっ、いや、いや、…ぁ、あ…うぁあ!!、いかな、で…ッ』 去った人はきっと、かけがえのない大切な人 『沢田家光と奈々を探し出せ!!!!!!』 「ッ!!、はぁ、はぁ…、ぁ、ゆ…め…?」 この夢をまた見る填めになるだなんて、身体は汗だらけだ。 トントン――… 「綱吉、入るぞ…、大丈夫か?」 「うん、大丈夫。いつも有難う…γさん」 *** 「失礼します、九代目…」 「どうしたのじゃ、極寺君」 「この記事をご覧ください」 「…ッ!!これは…」 「はい、沢田家光と奈々さんの……」 「、ふむ…、リボーンを呼んでおくれ」 「はい」 「“綱吉くん”君は……生きていたんだね…」 [次へ#] [戻る] |