恩方とモフモフ
狼
【シング】
狼の国セオボルドの若き王
灰色の狼の耳に尻尾を持つ獣人。灰色の長髪をオールバックにして左目に眼帯を着けている。長身のリューテスを越える立派な体格の持ち主で、王でありながらもストイックな黒い軍服に身を包んでおり、軍事国家の王に相応しい戦闘力を持つ。
一見すると冷酷に見えるが、その実は厳しさの中にも慈悲深さを併せ持つ優れた為政者。
【魔剣】の所有者で現在では黒禍という存在を倒せることの出来る数少ない人物。
セクセラム至上主義で「何故あんなに、あの方は可愛いらしいのだろうか？」と、無言で真面目に考える今日この頃。
【ヤン】
シングの部下の狼の青年。
茶色毛並みの利発な青年で、その右腕の黒禍の呪いをセクセラムに救われた。短く髪の毛を刈り込んだ青年。戦士らしく逞しく、しなやかな体つき。まだ十代なので元気が有り余っており、狼というより犬っぽい。
【カグラ】
女性的な端正な顔に三本の傷痕がある青年。シングに幼少の頃から仕えている完璧超人で大体何でもできる。普段はとてもクールだが、主人に関する事には壊れることが多々ある。
筋肉が付きにくい(ムキムキになれない)ことが悩み。
【ガルダ】
シングの部下の武人。垂れ目でぱっと見はチャラそうに見えるが、ガチガチの硬派。ヤンの先輩なので良く一緒にいる。
ひそかに骨好き。
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