恩方とモフモフ
猫
【登場人物】
セクセラム・セト・ウブム（27歳）
小さい男の子が大好きなショタコンお兄さん。
性的な対象ではなく、お洒落させて一緒に遊んで愛でたい人。
パサパサの黒髪を刈り込み、一部だけ伸ばして後方で結い上げて後ろに垂らしている。骨ばった骨格に長身。ある程度は筋肉ついてるが痩せている。
魔術師の体質で、大食らいで太らない。
下位の魔法使いなので大層な術は出来ないが、見た目の割に陽気な術を使う。唯一の人間。
五百年の眠りから覚めたら勢いよく王樹に放出されて道端に生き倒れていた。とんでもないことになって焦っている。
最近、周りが綺麗どころばかりになって嬉しい変態さん。
【アル】
復活祭の晩に不審者を拾った少年。
綿飴みたいな金色の毛並みと神秘的な紫色の大きな瞳が美しいツンデレ少年。レンの血族の高位貴族。自分の感情に素直。
クールな性格に見えるが、意外と熱しやすい。魔法に興味津々でセクセラムに懐いている。何かしら理由をつけて一緒に居ようとする。
王族に連なる高位貴族だが、病に侵されている為に今は屋敷に篭り静養している。
最近、ツンデレからデレデレに進化しようとしている。
【グラド】
アルの従者。黒い毛並みの青年。熱心な恩方の信奉者で主の為に医術の知識もある。病弱なのに活発すぎる主に困ってる。変態
元ヤン。実は危険な男(性癖も含めて)。
【リューテス】
アルシャの王子。
美しくも逞しい黒猫。
レンの直系で同じ艶やかな黒髪に人懐っこい赤い瞳をしている。顔立ちだけで言えば一番レンの血を濃く受け継いでいる。
剣の腕は王国有数で次期国王という立ち場だが、人好きするお茶目な性格で国民に人気が高い。
五年間虎の国に留学していた。いつもアルにセクハラしていて嫌われている。
ヘタレと馬鹿にされてきたが、色々と苦労しています。
【キール】
アルの兄。
リューテスの部下で幼なじみ。
優しい雰囲気の美青年で、アルと同じ金色の髪を一つに纏めている。真面目。
基本的には優しいが、時々非常識な幼なじみと弟には物凄い厳しいお兄ちゃん。
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