裏小説
6
ザリザリと舌が翻る。
「ふっ…。」
体をフルリと震わせたアイツの口が噛み締められる。
俺達の舌は紙やすりのようになっているから、ヒリヒリと痛むだろう。尖りは更に硬さをまして、赤くなっていた。
胸に添えられた手はそのままだ。両手を離そうとしたアイツの手をレインが掴んで離すのを許さなかったからだ。
指の間から立ち上がるプツンとした尖りは、指の間に捩込まれたレインの舌でグニグニと押し潰され左右に転がされて形を変える。時々、指も口に含み吸って舌を這わす。
レインがアイツの指を掴んで自分の指で自身の尖りを強くクニクニと弄らせた。
そうすると立ち上がった尖りがプクンと指の間から固く突き出し、まるで女みたいだった。
男でも、あんな風になるものなのか…。
パクンとレインがその片方を口に含んでチューチューと吸った。
「あうっ…!」
ビクンとアイツが体を震わせた。それを見てレインが嬉しそうに鳴いた。
「先生、女の子みたいに弄られて乳首が腫れて赤くなって、可愛い声をあげて凄く綺麗だよ…。」
「レイン…、も…。」
「女の子みたいに可愛い先生は、ここも女の子みたいになりたいよね?ね?」
口と手を離したレインはズリズリと下に下がっていく。そして、力無く横たわるアイツの右足を掴んで高く上に持ち上げた。
丸見えになる下半身。
レインの尻尾がその奥をクルクルとなぞる。
「はっ…!」
フサフサとした肌触りをありえない場所で感じて体を竦める。
「ねぇ、先生?」
再度の問い掛けに、アイツは迷うように暫く視線をさ迷わせるとコクンと小さく頷いた。
それを見て、嬉しそうに何処かに走りだそうとしたレインを引き止めたアイツは、懐から出した瓶をレインに渡した。
「何これ先生?」
「潤…滑液…、また…食べ物を…使われたくない。」
「僕…、蜂蜜の方が良かったな。美味しいし。」
レインが眺める瓶の中には、透明な液体が満たされていた。
「レイン…、嫌か?」
不満げなレインの服をキュッと握ったアイツは、上目使いにレインに問い掛けた。ウルウルとした瞳はレインに威力満点だったようだった。
「そんな訳ないじゃん先生。使おう使おう。」
レインはやる気を取り戻して、瓶の蓋を開けた。すると、トロリとした粘着質な液体が溢れた。
「わっ凄い!ベトベトして凄いエッチだね先生。」
「んっ…。」
四つん這いにさせられたアイツの尻に潤滑液が垂らされる。腰と尻の境目に垂らされたそれは、トロリとゆっくりと垂れて割れ目を潤しながら垂れていく。
レインは潤滑液で濡れた手でアイツの尻を掴み、卑猥に揉む。ヌルヌルとした液をなすりつけるように手を動かすと、液を中央に馴染ませるように尻の肉が揺れる。
「先生、ピクピクしてる…。入れてほしいんだね?はら、一本入れちゃうよ?良い?」
クプクプと短く抜き差しされていたレインの中指が、次第に深く深く飲み込まれた。
「あ…、いん!」
アイツはクッションを縋るように抱きしめると、鳴き始めた。
「ひゃっレイン…そこばっか、止め…。」
「ごめんなさい先生。僕そろそろ限界。」
「わっわわ!」
指が三本入る頃になると、アイツはグッタリとクッションに顔を埋めて時折体をピクピクと痙攣させていた。
下腹部のアレは腹に着きそうな程立ち上がって、透明な液体を垂れ流していた。
「も…、レイン…。」
「先生…。」
「入れ…入れてくれ。レイン。」
搾り出すような低く切ない声がゾクリと腰に響いた。腰をねだるようにカクカクと揺らしているのが堪らない…。
「ひぃんっクアァァ!」
そう思ったのはレインも同じようで、かくばった腰を掴むと自分の物を突き入れた。
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