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裏小説

荒い息が静かな部屋の空気をゆらめかす。

若干焦りながらギュンターはズボンの腰紐を緩めた。出て来たソレはヤガーのよりも大きく、既に熱く猛っていた。

二人の体の間で突き付けられた脈打つソレを見下ろして、ヤガーの体に怯えがはしる。

「大丈夫だ。いきなり入れたりしねーよ。」

それを見たギュンターは苦笑して、ヤガーに口づけをする。何度か啄むと、次第にヤガーの目付きが緩んできた。

「これはこうするんだ…。」
「っ…熱い…。」

キスすることで狭まった二人の間で、互いの腹に付かんばかりに立ち上がる性器の先端をギュンターはコツンと合わせた。

「熱いだろ?俺のここ。ヤガーのも熱い…、ヌルヌルしてる。」

笑いながら言ったギュンターは先端同士を重ねて互いの先走りを塗り付けるように動かした。ヤガーはそこから目が離せない。

「擦りっこするの初めてだろ?ほらチュー。」
「うひっ…。」

先端の鈴口を重ねたギュンターは互いの入口を指で一緒にえぐる。ヤガーは恥ずかしそうにギュンターの肩に顔を擦りつけた。

愛おしい存在に快楽を与えながら自分も快感を得ている状況に次第にギュンターの息が荒くなる。

「ほら、ヤガー見ろよ。俺のとヤガーのが仲良くキスしてる。」
「う…く…、変態…。」

ぴくぴく体を震わせるヤガーに笑いかけたギュンターはヤガーの手を掴んで二人の間に導いた。一度外した視線が戻る。

体に挟まれた二本はギュンターの手に纏めて持たれて脈打っていた。グロテスクな色の肉塊はギュンターのてで擦り付けて押し付けられ、太い親指が互いの入口を広げるように擦っている。

淫猥な光景を見た瞬間、突き抜ける快楽が走ったヤガーが濡れた吐息を発した。

「なぁヤガー?せっかく俺達の息子が仲良くしてるんだ。俺達も仲良くしようぜ?」

そう言ったギュンターはヤガーの両手を自分の竿に当てた。

「ふ…。」

持った感想は熱い

ギュッと唇を噛み締めて目を細めて凝視しているヤガーを見たギュンターは満足そうに笑い、ヤガーへの愛撫を再開した。

「ヤガーもっと…強く…。こうやって強く。」
「ふあっ…こ…う?」
「上手…上手…。」

いつしかソファーの上に横たわったギュンターの上に、ヤガーが跨がり夢中で互いを愛撫しあっていた。二人とも腰を突き出して、性器を擦り合わせ、弄り合う度に粘着的な水音が響く。

腰も動いているせいか、ギッギッとソファーから音がする。

「ん…あ…ヤガー気持ち…良い…?」
「ああ…。」

互いの物を擦って、引っ掻いて、摘んで、その度に腰が跳ねて、気持ち良くて。

水音がする度にヤガーはギュンターが感じている事が嬉しくなって派手な音を立てた。ギュンターもお返しと言わんばかりに手で作った輪の中にヤガーの性器を潜らせると、グプグプと派手な音がした。

暑い。頭がボウッとして性に目覚めたばかりの少年のように快楽を貪ることしか出来ない。汗がポタポタと垂れてくる。キスをすると気持ちいいもっと舌を舐めて、噛んで、吸って。

「ギュン…タァ…。らめ…だ……あっあ…ぁぁぁ。」

泣きそうな声が口を吸われているヤガーの口の隙間から漏れた。限界を表すように苦痛に呻くような鳴き声が切なく漏れた。

「ん…ヤガー…。」
「なっ!?」

ツプリ
今まさに達そうとする間際のヤガーの後肛にギュンターは指を入れて弄った。快楽の為に意外とスンナリ受け入れたヤガーは中の何かをゴリゴリ弄られて、その衝撃で射精する。

「ひっひゃぁん!」
「ふっ…!」

いつも自分一人でやる快楽とは段違いだった。背筋が伸びて快楽のあまりに悲鳴が出て悪寒が止まらない。勝手に尻が収縮して、快楽の強さに怖くなってギュンターに必死に縋り付く。

暫くたって落ち着き荒い息をついて見つめると、褒めるように撫でられた。ギュンターも達していたらしく互いの腹が汚れていた。

「今の…?」
「ん〜内緒。気持ち良かっただろ?」
「ん…。」

ギュッと抱きしめられて撫でられると、だんだん眠くなりヤガーは温かい眠りに身を任せた。

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あきゅろす。
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