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裏小説

ギュンターはチラリとヤガーを見る。先程精一杯の意思表示した彼は、今は自己嫌悪と後悔で再び無言になり、カチンコチンに体を強張らせてソファーに俯せていた。フードを被っているので、全く顔が見えない。

試しに体を近付けてみたら、ギュッと体を丸くした。

怖いのか?まぁ…経験豊富な様には見えないな…。

ギュンターは先程から足を握ったままの手を、スルリと這わした。足は震えて咄嗟に引っ込もうとしたが、ギュンターが掴んだ手に少し力を込めて引くと、足から力が抜けた。

ギュンターは足首を掴んで膝の上に固定して、土踏まずの部分を指の先でなぞる。すると弱いのか、長い指がキュッと縮められた。

「ヤガー気持ち良いか?」
「う…煩い馬鹿騎士。くすぐったいだけだ!嫌がらせか!」

相変わらずの悪態に苦笑しながらギュンターは手を動かす。ヤガーの足は体毛が薄いせいか、とても肌触りが良かった。

「大丈夫大丈夫、怖いことは何もしない。」

低い声で安心させるように囁いたギュンターは、手を足首からズボンの下に潜り込ませると緊張を解すように優しく、ふくらはぎを揉む。声と心地良い手つきに安心したのか、次第にヤガーの体から力が抜けていく。

そろそろか?

ヤガーは体の力を抜き、足の裏をギュンターが丁寧に揉みほぐすと気持ち良いのか、小さな声を漏らしていた。ギュンターは膝の上にある脱力したヤガーの足におもむろに顔を近付けると、大きく口を開いて土踏まずをベロンと舐めた。白い肌の上を肉厚な舌が唾液の跡を残して這う。

「ウヒャ!?」

咄嗟のことに甲高い声をあげて、思わずギュンターの顔を蹴りあげようとした足が受け止められる。

「馬鹿!ひっ…!汚いだろう!」
「別に…さっき風呂に入ってたから全然匂いしねーぞ?」

上半身を起き上げようとしたヤガーだが、チロチロと敏感な部分を舐められて再びソファーにかじりついた。仰向けにされた彼の下でギュンターがクンクンと彼の足を嗅ぐと、声にならない悲鳴を上げる。

「〜〜!?!?」
「あぁ〜でも指の股の部分は臭うか?きちんと洗えよ。」
「だったら触るな!!ひっ…あぅっ!?」
「綺麗にしてやるよ。」

ギュンターにパクリと右足の指を食わえられて、ヤガーの口から悲鳴があがる。親指と人差し指を口に食わえたギュンターはチュルと吸い、股の間に舌を這わしてチュクチュクと動かした。足が次第に唾液だらけになる。

「ぁっ…ぅっ…。」

くすぐったさと恥ずかしさにヤガーは必死にローブを掴んで声を押さえる。最初は只くすぐったかった感触だが、指を一本一本丁寧に扱かれて指の股の間を舌で舐められると、次第に突き抜けるような感覚が下半身に突き抜けた。

「ギュンター…止め…。」
「んーこっちもか?」
「違っ!ひゃう!」

止めさせようと掴まれていない左足を動かせば、ギュンターはその足を掴むとソチラにも舌を這わし始めた。

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