裏小説
六
「何か…軟膏とかないか?」
「あっあります!」
緊張しながら言われた言葉に裕也も少し緊張して部屋の隅から軟膏を取ってきた。それを受け取った伯父は俯いて裕也に礼を言った。
「ありがとう。少しだけ…、待ってくれ。」
「は…はい…。」
裕也を布団の上に座らせた伯父は、自身も布団の上に座って服を脱ぎはじめた。袴を脱ぎ捨てた伯父の引き締まった下半身が露になった。
ゴクンと裕也が息を飲む。
褌を取り払った伯父の立ち上がった性器が空気に触れて震えた。彼は少し前屈みになって腰を浮かべると、軟膏をタップリ絡めた右手の中指で自分の後肛をなぞった。
「冷た…!」
「伯父さん!?」
驚く裕也の口を左手の人差し指を突き付けて言葉を封じる伯父。
「後で絶対気持ち良くしてあげるから…静かにしてなさい裕也…。」
コクンと頷いた裕也に微笑んだ伯父は手の動きを続けた。
中指をユックリと挿入する。経験のあまりないキツイそこは指でも軋んだ。
「くぅ…。」
猛烈な違和感に眉をひそめるが、軟膏を満遍なく中に塗り付ける。すると、違和感は相変わらずあったが、いくらかはスムーズに動くようになった。
伯父は深く中指を差し込むと息を吐き、何かを探すようにグリグリと小刻みに中を探っていく。
そこは意外と早く見付かった。
コリッ
「ンンッ!!」
快感に身体が跳ねる。脊髄を一本一本解されるような快感が背中を走る。
掻し毟りそうになるのを我慢して、後肛の入口を解しながら前立腺を撫でていく。一本から二本にそして三本…。
ニチャニチャと音を出すようになったそこは柔らかく、指を開くとパカァと開いて中身が見えた。
「お…伯父さん…凄い…。」
軟膏を殆ど使い丁寧に解した為にそこはまるで女性のように潤み、柔らかくなった。カクカクと伯父の足が震えている。
「伯父さん…そこに…入れていい…の?」
そう言った裕也の瞳は伯父の股間から離れない。その下半身は痛いくらいに立ち上がっていた。
「そうだ…男同士の性交は、此処を使うんだ…。」
伯父はそう言うと、裕也に尻を向けて四つん這いになった。片手で尻の肉を割るとパクッと後肛が開いてピンク色の肉がのぞく。
「どうだ?使ってみないか…?」
「は…はい!」
裕也は興奮に息を荒くして伯父に近付くと、恐る恐るその尻に両手を置いて引き締まった尻の割れ目に性器を押し付けた。
その体勢になると、逞しく筋肉がついた背中が震えている様子や足の筋がピンッと張っている様子が全て見えて優越感が裕也を満たした。
下半身に熱を感じてビクンと身体を震わせる伯父。ギュウッと身体の下の布団を握りしめた。
「ゆ…裕也…。ユックリしてくれ…お願いだ。」
涙目で震えながらお願いされた裕也はドキンと鼓動を跳ね上げた。
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