裏小説
超激流五
収縮するそこは軟膏のせいでヌルヌルとした液体が垂れ、激しく出入りする指でクプクプと音がした。
三本の指は後肛を暴き、バラバラに動き自らに攻め口を与える。時に入口を広げ、前立腺を挟み擦り上げていた。
「くんっ……。」
時平の顔は後ろと同じく、に蕩けていた。涼やかな目尻は下がり、声を上げる分厚い唇を世話しなく舌が嫌らしく翻る。
「時平さん…、もう良い？」
「あぅ…駄目だ。」
フルフルと首を振る時平。長い彼の黒髪が昴をくすぐる。
「でも…でも、こんなにトロトロしてるよ？もう…。」
「駄目だ…駄目…。」
昴が時平の尻の割れ目に手を這わすと、ネトォと糸を引いた。それに声を漏らし、うわごとのように、制止の言葉を繰り返す時平。
「時平さん…駄目？。」
「あっ…ダメ…ダメェェ…。」
「ヤダ！ヤダヤダ！」
昴は我慢ができなくて、被さっていた時平を押し倒す。大きく足を開かれて仰向けに転がされた時平は両手を顔の横に固定されて身動きできない。その体勢に、指が抜かれた後肛がキュンと収縮した。
「良い？入れて良い？」
ニュル
ニュル
ニュル
ニュル
「あっ駄目駄目ぇ…擦るなぁ…。」
高く広げられた時平の両足の間に昴自身がこすりつけられる。
ヌコーヌコーと何度も熱い塊がハクハクと収縮する後肛を掠り押し付けられる。
両腕を固定されながら、熱い塊に際どい場所を何度も掠られてプルプルと震える時平。
「時平さん…入れたい、入れたい。ここに、ここに入れて良い？」
「あひっ…駄目ぇ…。」
制止の言葉とは裏腹に時平の柳腰がカクカクと揺れる。ピクンピクンとその体が揺れ、潤んだ瞳で昴を見上げる。
その腰は昴に押し付けられていた。
「ごめんなさい！」
「あっあああ！？」
「ふにゃぁぁぁ。」
熱い塊が入ってきた事で時平から悲鳴のような声が出た。一方昴も下半身が溶けそうな快感に情けない声が出た。
「あちゅいよぉ。」
そこは昴の幼い自身を熱くキツク締め付けた。
ちぎられそうな強さだが、とても柔らかいので痛みはなく、昴自身に強烈な摩擦を与えていた。
「おチンチン溶けちゃうよぉ。」
「んあっ！奥駄目！」
あまりの快楽に幼子のように舌たらずになって、水干を纏った時平の胸に抱き着きながら更に腰を進める昴。ユックリと腰を進める度にピクンと体を揺らす時平は、こちらも快楽に顔を歪ませていた。
「うぁっ！」
「キャア！」
ある一点を昴が掠った瞬間、締め付けが更に強くなった。
「あっひっ！」
「気持ちいいよぉ…。時平さんニュルニュルもっともっとぉ…。」
そこを突く度にキュンと締め付けるのが気持ちいいのか、昴はそこを突き始める。進めるだけだった腰を今度は前後に揺すり始めた。
「ひぅぅ！そこ…ばっか…止めやてくやれぇ。」
指とは比較にならない質量の熱い塊に敏感なそこを何度も押し潰され、擦られて、哀願の声をあげて昴に縋り付く。
「あう…、ごめんなさい時平さん。ここもだよね？」
「ヒィィィ！？違うっ！そういう意味じゃない！」
何を勘違いしたのか、昴は腰を動かしながら更に、その指を張り詰めている時平自身に絡めたのだ。
先程教えられた通り懸命に指を動かす昴。腰を振りながらだから難しいが、頑張って右手で自分より大きなそれをグチグチと擦り上げる。
「あはっ！キュンキュンする。時平さん気持ちい？」「んく…うぁぅ…くあぁぁぁっ…。」
一方、ただでさえ初めての直接神経をえぐられるような後肛の快楽に喘いでいた時平は、堪ったものじゃなかった。
両手で下半身を押さえて鳴き声をあげていた。強すぎる快楽に口からはダラダラと睡液が流れ、それを拭う余裕もなく喘ぎ声を上げていた。
それがまた、昴の興奮を煽った。
「んっ！すばる！」
体内で大きくなった昴に体を跳ねさせる時平。
「あっ出ちゃう、出ちゃう！出して良い時平さん？」
「んぁ…、良…いぞ。私の…中…。んにゃっ！すばるで満たしてくりゃえぇ…。」
顔を両手で撫でながら言われた言葉に昴は、一層強く腰を叩き付けた。
「ふにゃぁぁっ！」
「んんんんっ！」
熱い感覚が下腹部に満たされた瞬間、時平も白濁を放った。
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