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裏小説
超激流三
布団の上にだらし無く両足を伸ばして座っている時平に緩く手を引かれて向かい合って座る昴。

時平の両手が粘りのある液液で汚れているのを見て羞恥で目線を反らした。

「時…平さん…。」
「昴。」

唐突に昴は押し倒された。頭上にあるのは優しく自分を見つめる切れ長の瞳。

「可愛い私の昴…。何もかも愛おしい。」

呟きながら時平は情欲に溺れた瞳で昴の帯を解き、その裸体をあらわにする。

あぁ…自分は彼に抱かれるのだと思った。
彼なら良い…。


しかしながら、現実は違った。

「くぅ…あぅ…。」
「と…!時平さん!?」

数十秒後、後肛の刺激で喘いでいたのは時平であった。彼は水干を身に纏ったままであるが、袴の紐は解かれ、その右手はその中へ突っ込まれて何やら蠢いていた。

時平の顔には先程の余裕が嘘のように、焦りの色が浮かび脂汗が出ていた。

「あ…くぁ…。」
「時平さん…何で?」

昴が思わず疑問の声が上げる。すると、涙目ながら拗ねたような顔の時平が答えた。

「お前に抱かれたい…、私がそう思って可笑しいか?」

壮絶な色気が漂うその姿に何も言えなくなる。その代わり、再び大きくなった自身が昴の体を跨いでいる時平の太股を擦った。

「ひゃっ!」
「時平さん…、僕入れ…入れたい…。」

恥ずかしげに太股に擦りつけながら涙目で訴える昴に同じく涙目で頭を振る時平。

「すまない昴…、後ろは初めてで…、さっきから解そいとしてるのに入らない…。」

半分泣きながら頭を振って右手を動かす時平。

昴からは中でどうなっているかは分からないが、時平の反応を見る限り大変な事になっている感じだった。
見たい!非常に気になる!
我慢出来なくなった昴が袴をずり下げると、逞しい筋肉に覆われた下肢があらわになった。

カァァァと時平の顔が赤く染まる。既に下穿きは解かれた後で、逞しい時平自身が高く揺れていた。

「あっ…。」
「時平さん…、僕も手伝います…。」

だから泣かないで…、と少年は恋人の目尻にキスを落とした…。

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あきゅろす。
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