小ネタ
BLOODY STALKER小ネタ
シュヴァルツ「私と君とでは考え方にだいぶん違いがあるようだね」
アーテル「そんな目で見るなよ……ったく、どいつもこいつもちょっと服に気を使っただけで女々しいとか女たらしとか言いやがって。そんなんで女が寄ってくるんなら、人間の頃は金払って娼婦の世話になんかなりゃしなかったよ」
シュヴァルツ「……君、まだ私以外の人間に気があるのかい?」
アーテル「あ? な、何言ってるんだよ。あくまで昔の話だって」
シュヴァルツ「でもさっきの君の顔、何を思い出したか少しほころんでいたよ」
アーテル「そ、そんなの気のせいだ! あっ、うわっ! やめろ、さっき髪セットしたばっかりなのに……尻を撫でるな!」
シュヴァルツ「こんなに敏感で可愛らしい尻を放っておくのは、あまりにもったいないね」
アーテル「何言ってんだよ……言ってることすごく気持ち悪いぞ!」
シュヴァルツ「失礼なことを言うものじゃない。さて、これから私のことしか考えられないようにしてあげよう」
アーテル「だから、俺はこれから出かけるっつうの!」
シュヴァルツ「はあ……鏡の前で君の痴態を君自身に見せてあげられたらよかったのに……」
アーテル「話を聞け色ボケ吸血鬼が!」
終わり
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