promise
ねぇ、流れ星に、願い事を――――
いつだったか、イクシフォスラーの硬いシートに越しに 声が聞こえた事がある。
それ以上は耳にするつもりが無かったし、聞こえていたとして、結局覚えていない。
ただ、部下であり友であり、一人の家族を、思い出した。
皆、僕の正体を知りながらも、僕の主人は他人に僕を見せようとはしない。
頑ななまでのその心は、僕にしか見えない。
そうとさえ思っていた。
僕にしか見えないその心は、僕にしか理解出来ない。
僕のその予想は、2度程覆されている。
continuation→
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