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バカとギアスとIS〜外志を平定せし者達〜
第一話〜出会いと話と襲来〜
ルルーシュSIDE

ゲシ!
「ぐはぁ!?」
俺『ルルーシュ・ランペルージ』は蹴りにより叩き起こされたので目覚めは決して良い物では無かった。

「……ここは何処だ?」
俺は大方同居者(またの名を居候)の『C.C.』が寝呆けて俺をベッドから蹴り落としたのだろうと思い起き上がったら……見慣れた俺の学園の『アッシュフォード学園』のクラブハウスの俺の部屋では無くだだっ広い荒野だった。

「さて、此処がどこで何故制服姿なのかは今は置いといてだ……こいつらは誰だ?」
俺の目の前にはまるで毒でも飲まされて死にかけているかの様に体を震わせて気絶している黒い学生服を着た男と足を此方に向けて寝ている白い学生服を着ていて白いガントレットを装着している男(十中八九こいつが俺を叩き起こしたのだろう)がいた。(因みに二人ともイレブン(コードギアスの世界での日本人の名)だった。)

「おい!起きろ!」
俺は二人を起こす事にした何をするにつれ仲間は必要だからだ。

……………

明久SIDE

僕『吉井明久』は誰かが『おい!起きろ!』と言っているのを聞いていて思った。
「(ああ……生きているんだな……)」と。
なんせ姫路さんの生物兵器(またの名をサンドイッチ)を雄二達と押し付けあってそのまま共倒れになっちゃったからなあ……
(因みにこの時の姫路さんのサンドイッチの威力は何時もの二割り増しで食べた瞬間全員がノックアウトされた。)

「う、ううう……おはよう。」

「おはようじゃない。周囲をよく見ろ。」

「………君、誰!?」
僕の通っている『文月学園』では見たことがない男子だ。

「………周囲が荒野だという事には驚かないのか?」

「え?あれ、本当だ。」
此処は何処だろう?

「………まあいい。傍にいる奴も仲間だから一緒に起こすぞ。」

「ん?あ、本当だ。」
僕の傍には白いガントレットを装着していて白い学生服を着た男子がいた。

…………

一夏SIDE

俺『織斑一夏』はいきなり揺すられたので飛び起きた。
また『ラウラ』か『シャル』が侵入してきたのか!?

「あれ?ここ何処だ?そしてお前ら誰だ?」
俺の目の前には『IS学園』の制服ではない制服を着た男子が二人いた。
そして俺達はだだっ広い荒野のど真ん中にいた。

「ああ、紹介してなかったな。俺は『ルルーシュ・ランペルージ』だ。」

「僕は『吉井明久』だよ。」

「あ、俺は織斑一夏宜しくな。」

「ところで織斑、此処に来る前の事を覚えているか?俺は普通に自室で寝ていた。」

「僕は学校でご飯食べてた。」

「………女友達に夜這いくらって「死ねこのリア充がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」おわぁ!?」
俺は間一髪のところで吉井の蹴りを避ける。

「落ち着け、吉井!」

「止めないでランペルージ君!僕は男の名誉にかけてこのリア充を抹殺しなきゃいけないんだ!」
不味いこのままじゃ殺される!

「しょうがない!『白式』起動!」
俺は自分のIS(インフィニット・ストラトス)である白式を起動させ吉井の拳を防ぐ。

「な!?何だそのパワードスーツは!?」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?何それ!?」
………へ?

「お前ら……ISを知らないのか?」

「IS?何だそれは?『ナイトメアフレーム』なら知っているが。」

「IS?何それ?『試験召喚獣』なら知ってるけど。」

「「………試験召喚獣(ナイトメアフレーム)?何だそれは(何それ)?」」

「もしかしてさ……俺達別々の場所にいたんじゃないか?」

「……だな。」

「……そうだね。」
最悪の結論に俺達はため息をつく。

そして……
「おい、ガキども。」
いきなり柄の悪いおっさんに話し掛けられた。



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