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物書き
光(完結)
ゼロスの言葉が甦る。
「オレ様の夢はー・・・そうだなー・・・
神子制度なんつーものがなくなって、シルヴァラントも
テセアラもヘーわになることかな〜。
ま、せっかくしょぼい価値いただいたんで、根性すえて
試練に立ち向かってやるさ」
ゼロス・・・
「ゼロスは・・・自分の夢、私達の夢を叶えるために
自分を犠牲にした・・・それはとても、立派なことではなくて?
ゼロスが今のあなたを見たら・・・さぞ残念がるでしょうね。」
ゼロス・・・ゼロ・・・ス・・・っ・・・
「ロイドの願いは?コレットの願いは?・・・あなたの願いは何?
それはどうすれば実現できるのかしら?」
(目の前の仲間の命も救えなくて
世界再生なんてやれるかよ!)
(大人って生き物はやっかいで、なかなか自分のまちがいを認めたり
できないものなのよ)
(誰かが無意味な死の犠牲にならない世界を取りもどす!)
(私、神子でよかったの そして神子として、生きて世界を救いたい)
(わたしはかつて、大切な人を守ることができなかった
だから今度こそ守りたい)
「先生ー!!ジーニアスー!!行くぞー!!」
「ほら、ロイドが呼んでるわ。行きましょう。」
「うん。ロイドー!今行くよー!!」
ゼロス。ボクあきらめないからね。


「誰だって、みんなあたりまえに暮らしていいんだよね
人もエルフも・・・・・ぼくたちも」






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あきゅろす。
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