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物書き
仲間(シンフォニア)
始めて、 守ってやりたいと思った。 
とてつもなく広い部屋  その片隅で うずくまってる君
目に涙いっぱいためて  泣かないように  必死にこらえてた君
その背中を 抱きしめてあげたいと思った。
守られるのでなく、 始めて守りたいと思ったやつ・・・
「ハニーなにしてんの〜?ロイド君がそんなだと、
オレ様悲しー、な〜。」
顔を上げて 見せた顔。  それは始めて見た  君の悲しそうな顔・・・
「ゼロスか・・・なんでもないって。」
次の瞬間君は いつもの表情(顔)に戻っていた。
「ハニーまたなんかあった〜?」
「なんにもないって!それよりゼロスはどうかしたのか?」
このメンバーで旅を始めて はじめて味わった  安心感
上っ面だけの優しさとは違う、  本当の心配
本当の仲間。  
「ハニーが落ち込んでるから心配だったのよ〜。」
「そっか・・・じやあ、行くぞ!!」
君には帰るところがある。  けれどオレにはない。
だから余計に欲していたのかもしれない。
「ゼロス!!いくぞー!!」
安心して帰れる居場所を―・・・・





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