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食物連鎖
狭い部屋に鉄の匂いが充満している。
少年の足元に広がる血液の中には、歯や爪と思われる物が混ざっている。
少年の手にはもう何かわからなくなった真っ赤なものが握られていた。
少年はソレを口元持っていき噛み付いた。
少年はソレを美味しそうに味わい、ソレが少年の喉を通ると、少年はまた自分の足にナイフを押し付け、皮を剥ぎ、肉を削ぎ落としソレを口に含みゆっくりと味わう。
そしてソレはまた少年の一部となる。
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