看病してやろうか?
今日は何故か、何故か(大切な事なので二回言いました)アーサーが家に来てる。
しかもなんだか照れながらちらちら見てきて。
ああ、何もときめかないから見ないでくれよ。
「で、何の用だい?」
深く溜息をつき重たい口を開く。
「お、お前にナース服持ってきただけだ!勘違いすんなよ着てほしいだけなんだからな!」
顔を赤くして照れながら顔を隠す自称紳士。
うん、駄目だこりゃ。
すると距離を詰めながらアーサーは。
「着ろよ」
「絶対やだ」
「着ろよばかぁ」
「ばかじゃないし絶対やだ滅びろ」
何で俺が着なきゃなんないんだい。
自分で着なよ。
すると何を勘違いしたのかアーサーは照れるなよと一言。
眼科行ってきなよ。
俺が着ないのが不満だったらしい彼はいきなり立ち上がった。
大丈夫かなこの人と見ていると、アーサーは見たことがあるステッキを取り出す。
まさか。
逃げようとしたが。遅かった。
「ほぁた☆」
「!?」
煙りが立ち込め、けほけほと咳をしていると。
アーサーがにやにやしている。
嫌な予感しかしなくて自分の身に纏っている服を見ると。
ピンクでスカートから脚がとてつもなくこんにちはしているナース服を俺は着ていた。
「な!?」
「アルまじ天使はぁはぁ」
「な、何言ってるんだい戻してくれよ!」
「看病してくれたらな。よし、跨がれ」
と寝転がるアーs…変態。
もちろん答えはNOで、たまたまポケットに附属品としてついて来た注射を取り出し、
「なら看病してやろうか」
とにこりと笑う。
それに動じず、アーサー、患者(いろんな意味で)は一言。
「俺がお前に注射してやるよ悪いのはここk」
思い切り足を開かされ、流石の俺もびっくり。
「く、くたばれアーサー!」
「お、こんなとこに悪いところが」
「アーッ!」
ちなみにこの後俺はアーサーを蹴り飛ばしアーサーは願望通り病院の先生に看病して貰えた。
ほんとよかったね!
------------------------------
ただの変態がここに←
アーサーさんだめだこりゃ
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!