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遅刻は厳禁
※学園パロで七花ととがめが幼なじみ





カチカチカチ
時計が時を刻む。
学校へ行く時間が近付く。
早く起きないとねえちゃんが恐いので起きる。




「ねえちゃんお早う」

「七花、今日はお弁当あるのよね」

「ああ、あるよ」

「作っておいたわ」

「ありがとうねえちゃん」



そんな会話をしながら朝ごはんを食べる。
基本七実が作るごはんは和食だ。
鑢家は洋食をあまり好まないのだ。



「ねえちゃん行ってきます!」

「いってらっしゃい」



家を出ると。
白髪で肩まで綺麗に切り揃えてある少女がいた。


「しちりん、遅いではないか」
5分も待ったぞ!と少女、とがめが頬を膨らませた。


「いや、たったの5分だろ?」
ちぇりお!と腹を殴られる。まぁ全くと言ってもいいほど痛くはないのだが。



「たったの5分!?私にとっては5分もだ!今度遅れたら無視するぞ!」
流石に幼なじみに無視されるのは嫌なので次は頑張ることにしよう。




「では!行くぞ!」
はいはいと、とがめの横を歩く。


いつもと変わらない毎日。

けれど、この毎日が変わらず続いて欲しい。

そう思った。



春の風が吹いて、二人の髪を揺らして行った。



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初学園パロで七とが



七実さんは仕事です

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