大切な人
今日は俺の生まれた日。
所謂誕生日。
まぁ、なんとも感じないただの1日なのだが。
昔は母さんが祝ってくれてたしそれなりに嬉しかったとは感じる。
ソルジャーになるためにニブルヘイムを出てからは全く誕生日とは無縁になったものだ。
ティファは祝ってくれたりしているが。
「クラウド、誕生日おめでとう」
噂をすればなんとやら。
ティファが祝いにきた。
「興味ないね」
「なによ、もっと喜べばいいじゃない!」
自分が過去に生まれた日を何故祝わなければならないんだ。
ただ歳をとっただけなのに。
「クラウド、誕生日おめでとう」
ふと、目の前に花が飛び込んできた。
その香りは優しく温かかった。
「……エアリス」
「この花紅花って言うんだよ、クラウドの、誕生花」
「そうか」
「意味は、大切な人」
ふとエアリスの言葉に驚き顔をあげると、花のようにエアリスは笑っていた。
優しく優しく、笑っていた。
「クラウド、きっと大切な人、出きるよ」
そう言い、遠くなっていく背中をみつめる。
「ああ、守りたい大切な人はー…」
大切な人はすぐそばに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クラエアどっちかというとクラ(→)(←)エア←ティファ
だね
誕生日に遅れたけどクラウドおめでとう!
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!