5時
5時
やはり目の前は時計…
(聞いてみるか。)
先ほどのように聞いていけばゲームのクリア方法がわかるかもしれない。
『うん、でもオリバーだったら本当のこと言わないんじゃないの?』
俺はその辺はあとだ。と微笑んでから扉を押した。
「あ…俺。」
家族シリーズは終わってなかった。
家の庭で昔のヴァンクールは俺を涙ぐんで睨み付けている。
「あのとき、お前はなんで自分を止めれなかった!!」
俺ははっとした。
「お前のせいで、みんな死んだんだぞ。」
俺は頭を抱える。
痛い、痛い、煩い、
パンッ。
乾いた銃声がこだました
ドサッ。
見たくなかった。
――――
『ヴァン終わった。』
マリの声で目を開けると時計は6時を指していた。
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