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「はぁ......。」


俺は冬至とは小さい頃から一緒だし、学年も一緒。

だけど、他の風紀委員のメンバーはよくあんな怖い先輩についていけると思う。

生徒会とは違って、立候補か推薦で選ばれる風紀委員の長になるには、全校生徒の半分以上の賛成が必要不可欠。それをほぼすべての生徒に認めさせて委員長になったという事実は、冬至の人気を率直に表しているものであるけど。


ほんとに、もう少し丸くなれないのだろうか。冬至の綺麗好きは仕方ないとしても、これはもう少し改善してほしい問題だ。

今年の4月に入ってきた一年生は13人。それが今は、5人をきっているだなんて。


「んあー。」


そろそろ本気で人材確保の方法を考えなければいけない。でないと、俺たちは仕事の虫とかさなければいけばいくなる。


「あっ、......副委員長!」

「ん?」


背中からかけられた声に振りむき、顔をあげる。
椅子に座っているせいか、見上げないと顔がみえない。





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あきゅろす。
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