心の行方
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右手にあたる金属の感触を確かめながら、窓の向こう。目の高さにある、木々を眺める。
左手で少しでたような気がしないでもないお腹に手をあてて、改めて思う。
「.............。」
.....お腹へった。
ついさっきパスタを食べたばかりなのに、なぜだ。
あんまり記憶はないけど、いっぱいに盛られたパスタが、そのまま冬至の手によって下げられたのは夢ではなかったということか。
ぼーっとしてるんじゃなかった。
ちゃんと食べておけばよかった。
後悔、先に立たずというやつだ。
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