Star Struxxx!!!!
なな。
「まぁ……あの女のことを考えるのは明日からってことで、今日はもう寝ようぜ」
「えっ、一緒に!?」
玲がニヤリと笑って立ち上がる。
『当たり前だろ?』
『玲……じゃあ』
『今日からは毎晩一緒に寝ようねっ』
みたいな、そういう展開…
「一緒……なわけねぇだろっ!!」
「うぅっ!!」
顔面ど真ん中を思いっきり殴られた。
さっきまであんなに優しかったのに…
まぁ俺は、優しい玲も冷たい玲もどっちも受け入れるけど!!
町屋さんのことはこれから厄介だろうけど、玲と一緒なら乗り越えられそうだし…
うん。俺って玲といると無敵なのかも?
玲がどれくらい俺のこと好きかとか、そんなことで悩んでた自分がバカみたいに思えた。
だって玲がそばにいるだけで、こんなに幸せだし!!
「玲ーお願い!!一緒に寝るだけ!!」
「嫌だ」
「どうしてもダメ?」
「……よし、じゃあジャンケンで決めようぜ」
「ホントに?俺、がんばる!!」
「お前が15連勝したら一緒に寝てやるよ」
「それなんて無理ゲーですか!?」
「で、20連勝したら一晩相手してやる。やるか?」
「……う、受けて立つ!!」
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