もうちょっとメイクビリーブ
。
「……中谷…」
東郷先輩がゆっくりと、ベッドに俺の体を押し倒す。き、緊張してきた…
「中谷……どこ、触られたんだ?」
東郷先輩が俺を押し倒した途端に聞いてきた。
なんて恥ずかしいこと聞くんだこの人は…
「あの……お、お尻と…」
東郷先輩が黙って続きを促す。
言えるかバカー!!
「ま……前の方も…」
我ながら『前の方』ってなんだよと思ったけど仕方ない。東郷先輩の反応を待っていると、先輩が急にソコを撫でてきた。
「ひゃ、あっ…」
「前って……ここ?」
必死で頷くと、東郷先輩はさっきより強く撫でてきた。
「あっ……やぁ…」
「……お前、痴漢にもそんな良い声聞かしたんじゃねぇだろうな?」
今度は必死で首を横に振る。東郷先輩は「本当かよ…」とため息をついた。
当たり前だろう…
あの時は、気味が悪くて声なんか…
「お前は、エロい声出してる自覚がねぇからな…」
そう言いながら東郷先輩が、俺のベルトを外して器用に脱がせていく。
やっと触ってくれるんだ……と思っていたら、予想しなかった感覚が襲った。
「やっ……あ、あぁっ!!」
東郷先輩は俺のモノを根本までくわえこんだかと思うと、上下に出し入れし始めた。
「あっ……せ、先輩っ…」
気持ち良い……!!
最初からそんなに激しくされたら、すぐイっちゃうかもしれない。どうしよう、でも…
「あ、あっ……!!き……気持ち良い…」
東郷先輩は俺の言葉に応えるようにわざと水音をたてる。
「ん……あっ、先輩、ダメ……出ちゃうっ…」
あ、やばい…
だってそんな吸い付いたら、おちんちん気持ちよくて、イっちゃう…
東郷先輩の口を離そうと精一杯肩を押すけど、東郷先輩は俺のモノをくわえこんだまま。
もう、本当にやばいんだって…
「や……やだっ先輩の、口の中に、出しちゃう……あっあぁっ!!」
結局、先輩の口内に射精してしまった。また飲んじゃうのかな?恥ずかしいからやめてほしいのに…
「……中谷」
東郷先輩は口を離した途端、俺を呼んだ。ということはやっぱり飲んだのか…
「いっぱい出たな?」
「だっ……だって先輩が、あんな激しく…」
「でも、忘れられただろ?」
……そういえば、そうか。痴漢に触られたことを、忘れさせるためにあんな…
なんか、すっごく嬉しい。
「中谷」
「は、はいっ?」
「いれてぇ」
……そ、そんなストレートに言わなくても…
って言ったら「ストレートに言わねぇとお前はわかんねぇだろ」とバカにされた。俺、そこまで鈍感なわけじゃないハズなんだけど…
とか考えてる間に東郷先輩に四つん這いにさせられた。
恥ずかしい体勢ナンバーワンだよこれ…
「ひゃあっ…」
東郷先輩がお尻を撫でてきた。ホント、先輩に撫でられるのはなんでこんなに気持ち良いんだろう。
「中谷……可愛い…」
「あ……せんぱ……恥ずかし…」
先輩の指先が、穴に近づいていく。はいってくるのかな……?
「えっ!?や……先輩!!」
東郷先輩が突然、穴を舐めてきた。俺は当然、驚いて逃げる。
「中谷、逃げんな」
「だ、だってそんなとこ……ありえない!!」
振り返ってみると東郷先輩はなんでもないような顔をしている。
頭、おかしいっ……!!
「あのなぁ…」
「だって、汚いです……恥ずかしいし…」
「……お前の体に汚いとこなんてねぇよ。全部、綺麗だって」
東郷先輩はとびっきり色気のある視線で俺を見つめた。反則だ…
「で、でも…」
「我慢しろ」
今度は学校一の眼光で俺を睨む。
そんな命令、あっていいのか……?
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