隣の芝生は青いンデスペシャル
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---Chikara side---
東郷先輩は俺の姿を見て一言「どうした」と呟いた。
笑われるよりグサッとくるセリフだ。
「あの……ですね、さっきは勢いで言いすぎてしまいました……ごめんなさい」
東郷先輩は俺のセーラー服姿にまだ戸惑いつつ「いや…」と言ってくれた。
「俺も、黙って男の人と会ったりして悪かったです……が、とっても良い人たちなので、許してもらえませんか?」
「……そうやって、何人俺のライバルが増えたと思ってるんだよ?」
「ご、ごめんなさい…」
東郷先輩はため息をついて俺の頭を撫でると、優しく俺の体ごと抱き寄せた。
「それで、中谷……なんでそんな格好してんだ?」
「え?あの……おまじないみたいなものです」
東郷先輩は納得したのかしてないのか、どうでもいいやと判断したのか待ちわびていたように唇を重ねてきた。
「んん……せんぱい…」
温かい舌が絡み合う。
なんだか話が終わってることになっている…
しかも、少しずつ体を押し倒されてる。東郷先輩の息が荒くなってきたのに気付いた。
「東郷先輩……するの?」
「……したくてそんな格好してたんじゃねぇのか?」
「違います!」
東郷先輩がスカートの中に手を入れて脚やお尻を撫でまわしてきた。
女の子がいつもこんな危うい服で生活してると思うと信じられない。
「あ、あぁっ……だめ、せんぱい…」
「中谷……可愛い」
「い、いや……あぁんっ!」
先輩の手が下着の中に入ってきた。
東郷先輩は片手で俺のモノをしごきながらもう片方の手で器用に自分のズボンを脱いでる。
俺の服も脱がされるかと思ったら、東郷先輩はそのまま俺のお尻に指を挿入した。
「先輩……脱がなくていいの?」
「……別にいい」
「でも……あ、うぅ……だめっ……!」
東郷先輩はその日、最後まで俺のセーラー服を脱がさなかった。
高階さんにこのことを話したらなんて言うだろう?いや言わないけど…
結局なんの問題も解決してないけど、近々東郷先輩に高階さんと神楽さんを紹介しよう。確信はないけど、うまくやっていけそうな気がする。
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