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神様の言う通り!
後編3
「な、なんでって……水沢さんが急に、似合うんじゃないかって…」

そういえば俺ナース服のままだ…
女の子たちに付けられたナース帽と聴診器も加わってる。
でもそれがなんだと…

「お前なぁ……そんな簡単に着替えてんじゃねぇよ。大体わかるだろ?」

「な、何が?わかんないよー…」

高階は呆れたようにため息をついた。

「……お前は、俺が他の女と仲良くすんの嫌なんだろ?」

「い、嫌じゃないよ!高階は元々友達多いし……でも」

「でも?」

「水沢さんとは、あまりにお似合いだったから……ちょっと嫌だった」

オマケにミスコンの優勝者がどうとかいう噂まであるし…
と言うと、高階は大人が子供を褒めるみたいに頭をポンポンと叩いてくれた。

「俺だって嫌なことあんだよ。特にお前の女装をクラスの奴に見られんのなんか、絶対嫌だったのに…」

「嫌なの?」

「嫌だよ。……だって、お前俺の女だろ」

「お、女じゃな…」

涙が溢れてきて、最後まで言葉にならなかった。

「なんで泣くんだよ?」

「だって高階が……高階なんだもん…」

「……根本的だな」

そう言って高階が俺の頬に触れる。
久しぶりのキスは、なんだかいつもより温かった。

「……高階?」

気がつくと、高階の手が俺のお尻に移動している。
そのまま指先でなぞるみたいに触ってくるから、思わず声が漏れた。

「や、あっ……ま、待って…」

「なんだよ。どうした?」

「……何するの?」

高階はさも当然、みたいに答えた。

「仲直りのセックス」

「こ、ここでするの?」

「嫌か?」

「だって、外だもん……嫌だよー」

「……神楽のナース姿、興奮する」

高階は「こう言えば満足なんだろ」みたいな顔してる。そして、悔しいけど俺の反抗心はだんだん弱まってきた。
すると高階の手がスカートの上から俺の股間をさすってくる。

「可愛いよ、神楽」

「ほっ……本当に?」

「これは完全にアイツらの今日のオカズだろうな」

「ぎゃー!なんてこと言うの!」

冗談とわかりつつも、さっきのクラスメイトの視線を思い出してしまう。
顔が熱くなってきた…

「興奮してんだ?変態だな、神楽は…」

「ちっ違う、違うよ…」

「素直じゃねぇな……ほら、そこに手つけ」

高階は屋上の扉を指さした。
勢いで開いちゃう、とかないよね……なんて気をつけながら手をつくと、高階が後ろからワンピースをたくしあげた。

「た……高階…」

そして下着が下ろされる。
息を吐く間もなく、高階の硬いモノが入ってきた。

「やっ……あ…!」

「あ、これ奥まで入んねぇな…」

高階が自分の帯を緩めてるのがわかった。そして深いところまで激しく突いてくる。

「あっ、あぁんっ、やあっ」

「……良い声」

「たか、しなっ……奥ばっか、やだっ…」

「我慢しろ」

我慢できないから言ってるのに!
どんだけ自分勝手なんだー!

「……すげぇ、もうイきそう」

「ん、んっ……あぁっ…」

中のモノが一気に引き抜かれたかと思うと、太ももの裏に温かい液体の感触。
高階が耳元で愛の言葉を囁いた。

あぁ、やっぱり高階が好きだなぁ…

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