神様の言う通り! ---------- 高階の家に戻ると、俺は気になってたことを聞いてみた。 「高階、違う人とキスしたこと怒ってる?」 「は?なんで。ムリヤリされたんじゃねぇの?」 「そうだけど……もうしたくないとか言われたら落ち込むかもー」 「なんだよそれ。俺様はそんな細かいこと気にしねぇんだよ」 高階はその言葉を証明するようにキスをすると、優しく唇を舐めたり吸ったりしてくれた。 その流れで揃ってベッドに倒れこむ。 「学校サボってセックスって興奮するよなぁ」 「え?なに突然っ」 「みんなが授業受けてんのに何してんだって思うと、なんか良くねぇ?」 そう言われると恥ずかしくなってくる。 なんか顔が熱くなってきた。 「なに照れてんだよ」 「た、高階のせいだよー!」 高階は楽しそうに笑いながら下着を脱ぐと、俺に舐めるよう命令した。 俺はすぐにそれをくわえる。 「……神楽」 「ん?」 「お前、俺の舐めたくて仕方なかったんだろ?」 「んんっ!?」 「飢えた獣かと思った」 うぅ、でもこの前は確かにフェラがなくて寂しかったんだもん… 頑張ったら高階褒めてくれるし。 「ん……はぁ…」 「神楽、可愛かったよ……そろそろいれてやるから、こっち来い」 ベッドの上に寝て脚を広げる。高階か挿入してくれるかと思ったら、寸前で止められた。 「……高階?」 「神楽、『榊様専用のお尻におちんちんいれてください』って言ってみ?」 「えっ!?そんなのいつもはないじゃん!」 「今日は言わせてぇんだよ。ほら」 なんでそんな気分なんだ。 運悪いなぁ… 「さ……さかき様専用のお尻に……お、お、おちんちんいれてくださいっ…」 あまりの恥ずかしさに目をつむると、一気に高階の硬いモノが入ってきた。 「あぁっ!はぁ、んっ……んっ…」 「気持ち良いか?」 「うんっ……あ、あんっ」 「神楽はみんながお勉強してる時間に……ケツ突かれて、感じてんだ?」 うぅ、悪魔がいる… けど気持ち良いよぉっ… 「あ、ぁ……高階、イきそうっ…」 「一緒にイくか?」 「うんっ……好き、高階…」 高階か俺の性器を掴んで、俺たちは同時に射精した。 「あー、気持ち良かった……なぁ?神楽」 「た……高階エッチの時喋るの禁止!」 「なんだよ?俺様の声にいつもより興奮したのか?」 『優しい奴にはすぐなつく』って高階は言ったけど、俺は高階の優しさだけに惹かれたわけじゃない。 その声も、指も、瞬きさえも… 高階は俺を虜にする魔法使いなんだ。 [*前へ] [戻る] |