神様の言う通り!
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しばらく沈黙していたら、高階がまた俺を呼んで唇を重ねてきた。
当然のように高階が舌を侵入させてくる。俺たちは公園にいることも忘れて、お互いの舌を絡ませあった。
「んっ……たか、しなっ…」
「神楽、言えよ……俺のこと、なんだって?」
「す、すき……んんっ…」
気持ち良い……けど、実は人がいたなんてことがあったら俺死ねる…
「……かぐら…」
「ん?なに……?」
「興奮してきた。舐めろ」
……は?何を言ってるの?
舐めるって……どこを?
「ほら、さみぃんだから早く」
高階が自分の股間を指差してる。
信じられないけど、彼はフェラを要求している……らしい。
「こんなとこで……人が来たらどうするの?」
「興奮したらしいんでフェラしてますって言えば?」
言えるかぁー!
なんて反論できるはずもなく、俺はベンチに座る高階の前にしゃがんだ。
高階はベルトとチャックを開けて下着からそれを取り出す。
確かにちょっと大きくなっていた。
遠慮がちに先端をペロペロと舐めていると、高階に「くわえなさい」と命令された。
「わかったよう…」
覚悟を決めて高階のモノをくわえこむ。
すぐに高階の大きな吐息が聞こえた。
「気持ち良い…」
風の音一つでビクビクする。俺、公園で高階にフェラしてるんだ…
あれ、ちょっとドキドキしてきたかも。
「神楽……なんだかんだ積極的だな。野外フェチか?」
タカシナ語はよくわかんないけど……俺おかしくなってきたかも。もっと音をたてて、もっと激しく高階のおちんちんしゃぶりたくなってきた…
高階がそれに気づいたのか立ち上がって履いてたジーンズを少しだけ下げてくれた。
俺は膝立ちになって奥までそれをくわえこむ。
「神楽……良い、もっと…」
すごい、ドキドキする。
いつも高階の部屋で秘密でしてることを今、外でしてるんだ。俺、公園で好きな人のおちんちん舐めてるんだ…
激しく音をたてて出し入れしていたら、高階が「イきそう…」と呟いた。
「口ん中、出すからな?」
「うんっ…」
「全部残さず、飲めよっ…」
飲むの?
って思ったのも束の間、口内に精液を注がれた。
味を感じる前に、飲み込まなきゃっ……!!
高階が自分のモノを引き抜いた時には、俺は高階の精液を全部飲み込んでいた。
「……旨い?」
「そ、んなわけないじゃんっ!!」
「だよなぁ」
高階がおかしそうに笑う。
冷静になってみたら、俺なんてことを…
「……神楽、好きだよ。可愛かった」
あぁ、でも。
高階にそんなこと言われると、なんだか全部どうでも良くなってくる。
俺はやっぱり高階が好きなんだ。
この気持ちだけを、大切にしていかなくちゃ…
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