[携帯モード] [URL送信]

神様の言う通り!
----------
しばらく沈黙していたら、高階がまた俺を呼んで唇を重ねてきた。
当然のように高階が舌を侵入させてくる。俺たちは公園にいることも忘れて、お互いの舌を絡ませあった。

「んっ……たか、しなっ…」

「神楽、言えよ……俺のこと、なんだって?」

「す、すき……んんっ…」

気持ち良い……けど、実は人がいたなんてことがあったら俺死ねる…

「……かぐら…」

「ん?なに……?」

「興奮してきた。舐めろ」

……は?何を言ってるの?
舐めるって……どこを?

「ほら、さみぃんだから早く」

高階が自分の股間を指差してる。
信じられないけど、彼はフェラを要求している……らしい。

「こんなとこで……人が来たらどうするの?」

「興奮したらしいんでフェラしてますって言えば?」

言えるかぁー!
なんて反論できるはずもなく、俺はベンチに座る高階の前にしゃがんだ。

高階はベルトとチャックを開けて下着からそれを取り出す。
確かにちょっと大きくなっていた。

遠慮がちに先端をペロペロと舐めていると、高階に「くわえなさい」と命令された。

「わかったよう…」

覚悟を決めて高階のモノをくわえこむ。
すぐに高階の大きな吐息が聞こえた。

「気持ち良い…」

風の音一つでビクビクする。俺、公園で高階にフェラしてるんだ…
あれ、ちょっとドキドキしてきたかも。

「神楽……なんだかんだ積極的だな。野外フェチか?」

タカシナ語はよくわかんないけど……俺おかしくなってきたかも。もっと音をたてて、もっと激しく高階のおちんちんしゃぶりたくなってきた…

高階がそれに気づいたのか立ち上がって履いてたジーンズを少しだけ下げてくれた。
俺は膝立ちになって奥までそれをくわえこむ。

「神楽……良い、もっと…」

すごい、ドキドキする。
いつも高階の部屋で秘密でしてることを今、外でしてるんだ。俺、公園で好きな人のおちんちん舐めてるんだ…

激しく音をたてて出し入れしていたら、高階が「イきそう…」と呟いた。

「口ん中、出すからな?」

「うんっ…」

「全部残さず、飲めよっ…」

飲むの?
って思ったのも束の間、口内に精液を注がれた。
味を感じる前に、飲み込まなきゃっ……!!

高階が自分のモノを引き抜いた時には、俺は高階の精液を全部飲み込んでいた。

「……旨い?」

「そ、んなわけないじゃんっ!!」

「だよなぁ」

高階がおかしそうに笑う。
冷静になってみたら、俺なんてことを…

「……神楽、好きだよ。可愛かった」

あぁ、でも。
高階にそんなこと言われると、なんだか全部どうでも良くなってくる。
俺はやっぱり高階が好きなんだ。
この気持ちだけを、大切にしていかなくちゃ…

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!