神様の言う通り!
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「ここも、ちゃんと洗えよ」
高階が自分のモノに俺の手を導いた。
すごいおっきくなってる…
もう洗うとかどうでも良くて、ただ高階のそれに触りたかった。
高階にたくさん感じてほしくて、俺は優しくそれをしごき始める。
「洗えっつってんのに…」
怒ったのかと思って慌てて高階の顔を見ると、「気持ちいいからいいけど」と頭を撫でてくれた。
「……た、かしな…」
「どうした?」
「うーん……えっと…」
「……もしかして、俺のが欲しくなったか?」
小さく頷くと、高階は今までで一番のしたり顔をして俺の手を離した。
「じゃあ、お風呂出てセックスしよっか?」
「……う、ん」
恥ずかしくてずっと俯いてたら、高階はテキパキとシャワーを出して自分の体についた泡を流した。ついでに俺の手の泡も一緒に流してもらう。
お風呂場を出ると高階は、体も拭かずバスタオルを俺にかぶせ手を引いて脱衣室を出た。
「高階、床濡れちゃうよ……?」
ていうかもう階段がビショビショに…
「後で拭けばいいじゃん……お前が」
俺なのー!?
高階の部屋に戻るとバスタオルをかぶったままベッドに押し倒された。
あぁ、これじゃお布団も…
「んっ…」
一瞬だけ、高階の唇が触れてきた。
高階の体もほとんど濡れたままだ。髪の毛から水滴がポタポタと落ちてる。
なんか、かっこいいなぁ。
これが噂の、水も滴る的な…
「か、体拭かなくていいの?」
「いいんじゃねぇ。別に」
「だって、風邪ひいちゃうよ?」
「……知るかよ」
高階の濡れた手が、俺の体に触れる。
それから先は、高階にされるがままだった。
「やぁっ……たか、しなっ…」
濡れた肌が張りついて、あったかい。
高階の体温は、安心するなぁ…
「神楽……いれるぞ」
「う、んっ…」
おかしいな。前にした時は嫌だったのに、今回はこんなに嬉しい。
「神楽っ…」
「き、もちぃっ……あっあぁっ……!!」
高階はお互いの汗も俺の精液も気にせず何回も俺を抱き締めてくれた。
やっぱり高階は優しいな。
俺は、高階のこと…
「……神楽、もう一回シャワー浴びなきゃな?」
「うん…」
高階の言う通りだ。汗と、自分の精液も。早く流したい…
また二人で入って体を流す。今度は何も命令されなかったけど、その間も高階はたくさんキスをしてくれた。
ちなみにその後、本当に濡れた床を拭かされた。だから最初に体拭けばよかったのにー!
「気持ちよかっただろ?文句言うなよ」
「うぅ…」
確かに今回は挿入されてもあんまり痛くなかったし……すごく気持ちよかったかも。
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