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神様の言う通り!
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「たっ……たかしな…」

「神楽…」

「……い……いたいっ!!」

痛い痛い痛いよー!!
なんでこんなに痛いの!?
こんなの無理だよー男同士でもヤれるなんて都市伝説だよー!!

「いてぇとか言うな。俺が下手みたいだろ?」

知らないよっ!!

第一に仰向けで脚を持ち上げられてるこの体勢がもう辛い!そんで指をいれられた穴はもっと痛い!
うぅ、ジンジンする…
指でこんなに痛いんだから、高階のなんて入るわけないよー。

「たかしなぁ……なんでこんな痛いのー?」

「知らん」

高階はなんとも無責任な返事をして自分の下着を脱ぎ出した。
俺も服が汚れるくらいなら裸になりたいのに、高階に却下された。とにかく女装は重要らしい。

「い……いれるのー?」

「当たり前だろ?」

全然当たり前じゃないよー…
何食わぬ顔で高階はベッドの脇の小さな箱を手に取った。

「……高階、それしてくれるんだ」

えーと、コンドームだっけ?
しない人もいるって聞いたことある。

「意外か?」と聞かれたから、俺は大きく頷いた。

「まぁ避妊主義だし……常に10箱くらいあるから、神楽も足りなくなったら貰いに来いよ」

「いらないよ……ていうかなんでそんなに常備してるのさっ」

どっちにしろ、高階のが入ったら俺痛すぎて死んじゃうかもしれない。
世の中の人みんな、気持ちいいフリしてるんじゃないのかなぁ…

なんて考えながら高階がそれを装着している様子を見上げていると、高階の準備ができてしまったみたいだ。

「うぅー嫌だなぁー」

「正直だなお前…」

「だって絶対痛いもんー」

「……神楽、痛かろうが痛くなかろうがお前は俺を気持ちよくさせることだけ考えろ。わかったか?」

高階を気持ちよくさせることだけ……?そうか、俺が痛がってたら高階は気持ちよくなれないもんね。

急いで頷くと高階は満足したように俺の頭を撫でた。
あれ、俺なんか言いくるめられたような…

「うああぁぁっ!?」

ゆっくりと、でも着実に高階のモノが侵入してきた。やっぱり痛いー!

「……うわ、きっつ…」

高階の声がなんだかいつもより低くてかっこいい。
キツいってなんだろう。痛いのかな?気持ちいいのかな?

って聞こうとしたけど、高階のモノが中で動き出してそれどころじゃなくなった。

「あ、あぁっ!!やっ……あ…」

「どうした?神楽」

「た、高階の……中で、こすれて…」

「……そりゃ、こすれるだろうな」

「気持ちいい……か、も…」

高階は一瞬目を丸くしたかと思うと「さすが俺だな」とかわけのわからんことを言って更に激しく腰を振りだした。

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