神様の言う通り!
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高階とエッチするなんて、そんなの…
「絶対いやだ!!」
「……じゃあ、キスさせろ」
「キス……なら、まぁいいけど」
高階は満足そうに頷くとテレビと電気をリモコンで消してしまった。
たちまち視界が真っ暗になる。
「なんで暗くするのさー?」
「……作戦?」
なんの作戦なんだろう?と思っていたら一瞬で高階に口を塞がれた。
「んんっ…」
高階は当たり前みたいに舌をいれてくる。俺も応えた方がいいのかもしれないけど……激しすぎてついていけない!
「神楽…」
「ん、ふあ……な、に?」
ようやく高階のキスに慣れてきた頃、高階の手が俺の内股をさすってきた。
「うぎゃー!?やめてって高階!!」
暗い部屋の中で目をこらすと、高階は俺の顔をニヤニヤしながら見つめてる。そんなとこ触られたら、ますます…
「俺ちょっと反応してるから!!触らないで!!」
「……触るなって言われると、触りたくなる」
高階は下着の上から俺の反応してるモノを触って確認した。
このあまのじゃくめー!
「ちょっとどころか完全に勃起してねぇか?」
「だ、だって高階が触るから…」
「気持ちよくなった?」
返事に窮していると高階が俺を嘲笑う。
「……神楽、お前の体はこんなにヤりたがってんだよ。おとなしく俺に抱かれろって」
高階がニヤニヤ笑いながら俺のモノを触る。他人にこんなとこ触られるの初めてだ。
こんなに気持ちいいと思わなかった…
「……あ、高階っ」
何も返せずにいたら、高階は勝手に俺の下着を脱がせてきた。抵抗虚しく俺の恥ずかしい部分があらわになる。
そして高階がそれを見て小さく笑った。
「な、なんで笑うのっ」
「だってよ……スカートめくったら勃起したチンコがあんだぞ?興奮せずにはいらんねーだろ」
えぇ?高階そういうので興奮するの?それは嬉しいような悲しいような…
「う、わっ」
高階に抱きかかえられてベッドの上におろされた。
すぐに高階の体が覆い被さってくる。
心臓の音とか体が熱くなってることとか、バレないかなー!?
「た、高階……近いよ」
「そりゃ離れてセックスはできねぇだろ」
そりゃそうなんだけど…
「なんか、近すぎて、恥ずかしい」
高階は悪戯に笑みを浮かべて俺の頭を撫でた。
「お前が恥ずかしがることは何もねぇだろ?俺様に任せろ」
「……た、高階って…」
「なんだよ?」
高階ってスゴい。言うこといちいちドキドキする。
このまま俺、高階としちゃうんだ…
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