東方系小説 東方幻想郷〜刀夜録〜第5話 此処は幻想郷、博麗の巫女が住まう博麗神社。 夜も少し明けて来た時間帯に幻想郷にやってきた刀夜は博麗神社に刀夜は泊めてもらうことになった。 「此処が客室よ。今日は此処で寝て頂戴。布団は其処の物置にあるから」 「おおきに、お世話になります」 「あら、ちゃんとお礼を言うのね」 霊華は本当に意外そうな顔をしているので刀夜は目をぱちくりとしている。 刀夜にとって泊めてもらうのにお礼を言うことは当たり前のことだと思っているので霊華の言葉は意外なものであったのだ。 「いやいや、普通言う思うで?」 刀夜がさも当然のように言うので一瞬霊華がぽかんとした顔をしていたが次の瞬間には何やら思い出したような顔をしている。 「え?……ああ、そっか妖怪はお礼言わない奴が多いからすっかり忘れてたわ」 「それってまさか……」 刀夜の頭の中では夜中にいきなり人の家(神社だが)に無断で上がり込み、家主をたたき起こす妖怪の顔が浮かんだ。 霊華は刀夜の想像が正しいものであることを見越しているのか溜息をついている。 「分かってるなら言わないで、あいつには本当に迷惑してるのよ」 明らかに紫のことである。 言葉一つ一つに呪いが込められているのではないかと思うほどの恨みを込めてある。 その様子に刀夜は乾いた笑いしか出せなかった。 「言っておくけど……貴方も霊夢に何かしたら……殺すわよ?」 眼が本気であった。 その眼を見た刀夜は何度も首を縦に振ることしか出来なかった。 「じゃあ、私ももう寝るわ。」 刀夜が首を縦に振ったことで普段の眼に戻った霊華はふぁ〜とあくびをしている。霊華も紫にたたき起こされた身なので眠くて仕方がないのだ。 「あ、おやすみ〜」 「ええ、おやすみ」 霊華はそう言い客室から出て行った。 一人になった刀夜は今までの疲れがどっと押し寄せてきたのか睡魔がすぐそばまで来ていることを感じ取っていた。 「さてと、俺も寝よ」 刀夜は体が小さくなっていたので布団を出すのに苦労しながらもそれを出し、畳の上に敷いてすぐさまそれに入った。 「今日は色々あったなぁ。……これからもこんな毎日なんやろか?……まぁ、それも……ええ……かな?……zzz」 刀夜が布団に入ってすぐに睡魔は襲ってき、刀夜は眠りについた。 数時間後。 「zzz……ん」 じーー。 何者かの視線が刀夜を見つめている。 「んん……」 じーーーー。 「んん?誰かおるんか?」 刀夜は誰かの視線で目を覚まし、機嫌悪そうに体を起こした。 「!!」ピューー。 刀夜が起きたことに驚き、謎の視線は何処ぞに逃げて行った。 刀夜は訳が分からないといった顔をしている。 「何やったんや?……まぁ、ちょうどいいや、起きよ」 刀夜は起きると早々に家から持ってきた変え着に着替え、布団を畳んだ。しかし物置にはしまっていない。 「一日とはいえ使った布団やからしまわん方がええかな?……後で聞くまで置いとこ」 刀夜はそう言いと客室を出て霊華を探しに行くことにした。 「しっかしさっきの視線、あれは何やったや?……ん?また視線?」 じーー。 霊華を探している中で再び謎の視線が刀夜を見ている。……どうやら後ろの角からのぞいているらしい。 「(もしかして……)……なぁ、そんなとこおらんと出てき〜な。霊夢ちゃん?」 「!!」 刀夜が霊夢と呼ぶと隠れていた誰かが慌てたからなのか大きな物音を立てて再び体を角に隠した。 刀夜は特に追いかけることなく、その場にて若干声を大きくしながら霊夢と思われる人物に話し続けた。 「霊夢ちゃんやろ?俺は鉄 刀夜。ちとわけあってこの神社に泊まらせてもらったんよ」 「……」 霊夢と思われる人物からは何も返事が返ってこない。しかし刀夜はかまわず続ける。 「霊華さんに確認取ってもらってええよ?此処から動かへんから」 「……知ってる」 ようやく返事が返ってき、角から視線の主、今の刀夜と同じ位の歳の頭の大きなリボンが目立つ紅白の巫女服を纏っている女の子が恐る恐る出てきた。 おそらくこの少女が霊夢なのだろうと刀夜はあたりをつける。 「あ、もう知ってたか」 「母様が貴女と同じ位の歳の子供が泊ってるって」 「(俺は18やってのに……)そうやったか、何で俺を隠れて見とったん?」 霊夢の言葉に少なからずショックを受けている刀夜であったが顔には出さずに霊夢に隠れていた理由を問うた。 「私同じ位の人と会ったことがないの。というか母様以外の人ともほとんど会ったことないの」 「は?何でや?」 刀夜は此処が神社なのなら参拝客やらで人に会う機会は少なからずあると思っているのか頭に?を浮かべている。 「うちの神社に参拝客がほとんど来ないのもあるけど母様が会わせてくれるのは里の大人ばっかりなんだもの」 刀夜は神社に参拝客が来ないと聞いた時に思わず( それって神社としてええんか?)と疑問になっていたが霊華が会わせてくれないと聞いたところで紫が言っていた親バカのことを思い出した。 「ほんとに親バカなんやなぁ」 「むしろバカ親だと思うわ」 霊夢ははっきり自らの親をバカと公言した。 その口からは一片の迷いがなかったので刀夜は苦笑いを浮かべている。 「意外と辛辣やね」 「だって毎日一緒に寝ようとするし、ご飯の時もあ〜んってしてくるし……それくらいもう1人で出来るのに……あのバカ親は……」 「(ああ、親離れしてきてるんやね。)ふ〜ん、でも霊華さん本当に霊夢ちゃんを大事に思ってるみたいやね〜」 刀夜がそう言うと霊夢はうっと詰まらせている。 どうやら霊華の行為が自分のためであるということに文句ばかりあるわけではないらしい。 「まぁ、ね……ところで」 「何や?」 「“ちゃん”は付けなくていいわ。子供扱いされてるみたいで嫌」 霊夢が小さい頬を膨らせながら刀夜を睨んでいる。 刀夜はそんな霊夢の訴えを苦笑しながらも了解した。 「ああ、わかったわ。でも子供扱いは治らんかもわからんなぁ〜」 「……何で?」 霊夢がとても悲しそうに言うので刀夜はとても言いずらそうに続きを言い始めた。 「ああ〜実なは……俺18歳なんよ。歳……少なくとも精神年齢は、やけどね」 「どういうこと?」 霊夢が大量に?を浮かべているので刀夜は夜中で起きた事情を霊夢に説明した。 「……そう」 刀夜が実はかなり年上であったことで霊夢は明らかに悲しそうな表情を浮かべている。 その眼はちょっと涙ぐんでいるようにも見える。 「(や、やばい。やばいで〜)な、なぁ?」 「……何?」 刀夜の呼びかけに霊夢は悲しそうな表情のまま返した。 その表情を見た刀夜は背中に汗をびっひょりと掻きながらも話を続ける。 「よ、よかったら友達にならへんか?俺まだ幻想郷について全然知らんから教えて欲しいんよ」 その場で思いついた霊夢をなだめる方法として先ほどの会話から霊夢には友達がほとんどいないと判断した刀夜は友達になりたいということが1番の答えだと思ったのだろう。 刀夜の必死の試みを聞いていた霊夢はただひたすら顔を下に向けていた。 その表情は前髪に隠れてみることが出来ない。良く見ると肩も少し震えている。 「……」 (あ、あかんか?) もし、これに失敗すると刀夜は霊華の手によって文字通り“抹殺”されるだろう。 刀夜はびくびくしながら霊夢の反応を待った。 「いいよ♪」 霊夢満面の笑みを浮かべた。その様子には先ほどまでの悲しそうな雰囲気はない。 「良かったわぁ(いやほんとに)」 これで霊華からの死の恐怖から逃れることが出来たので刀夜は見た目には出さずに心の内でホッとしていた。 「よろしくね、刀夜♪」 「よろしくなぁ霊夢(……あれ?)」 (うまくいった♪) (なんか……うまく誘導されたような……気のせいか?) そう、これは霊夢が仕組んだ作戦だったのだ。その名も――嘘泣き作戦。 これで霊夢は見事刀夜を友達にすることに成功したのだ。 刀夜が首を捻りながらう〜んう〜ん言ってる中、霊夢は何か思い出したように手をポンと叩いた。 「あ、そうそう刀夜?もう朝ごはん出来てるわよ?」 霊夢の言葉に刀夜は考えるのを一旦止めた。 「ん?――ああ、もしかしてそれを俺に教えるために?」 「うん、そうよ」 「そっか、あんがとうなぁ」 その瞬間、刀夜からぐぅ〜と腹の虫が鳴った。 それを聞いた霊夢は笑いながら刀夜の腕を掴んだ。 「さぁ、行きましょう」 霊夢が刀夜を連れて行くことおよそ数十m。目的の場所に着いたのか霊夢はとある部屋の前で立ち止まった。 「此処が居間よ」 霊夢が居間の襖を開けたその先には霊夢と同じく紅白の巫女服を着た霊華が朝ごはんを食べていた。 いや、霊夢の巫女服と違う点が1箇所だけあった。それは――脇である。 霊華の巫女服には何故か脇の部分だけなかった。そのため霊華の脇は剥き出しの状態であった。刀夜は霊華と霊夢の巫女服を交互に見やりながらその謎について考えていた。 しかし、そんな刀夜を見て目の前の脇の開いた巫女――霊華は食事を一旦止めてその口を開く。 「ああ、おはよう刀夜……」 霊華はどこか元気がない。何かショックなことが起きたかのような落胆の様子である。 「お、おはよう霊華さん……ど、どないしたん?元気ないけど」 刀夜そんな霊華の様子を疑問に思い、そのことを聞いてみた。 そんな刀夜に霊華はこの世の終わりを思わせる表情をもって質問を返す。 「霊夢が……」 「霊夢が?」 刀夜は思わず霊夢の方を見やるが……当の霊夢は無言かつ非常に冷めた目をで霊華を見ている。 「……」 「霊夢が……あ〜んでご飯を食べてくれないのよ」 「……は?」 「……バカ親」 詳しいことを聞けば朝食を用意したときに霊華は今より小さいときによくしていた様に霊夢に「久しぶりにあ〜んをしてみようか」と言ったところ霊夢が速攻で朝食をかっこんで居間から立ち去ってしまったとのことであった。 そのことを無言で聞き入れた刀夜は同情するような目をしながら霊夢の方を見やる。 「霊夢」 「わかってくれる?」 「ああ、これは酷いで」 正直刀夜の予想を遥かに上回る霊華のバカ親、もとい親バカっぷりに心底疲れた刀夜と霊夢。しかしながら当のバカ親はそのことに気づいていないのか一人でブツブツと何かを言っている。 「これが反抗期なのかしら?いえ……刀夜の話をしてから霊夢の様子が変わったのよね」 霊華の纏っている空気が何やら怪しい方向に変化してきている。 霊夢はハッとした風に、刀夜は急な変化に冷や汗を掻いて霊華を見やった。 「あ、あれ?霊華さん?な、何を?」 「朝食を食べ始める前に刀夜の話をしていたの、そして霊夢が私を置いて刀夜の所に行ったということは刀夜の所為で霊夢がグレた。つまり刀夜がいなければ元の霊夢に戻るってこと」 ゆらぁと幽鬼の如く怪しい雰囲気を漂わせながら立ち上がり、完全に立ち上がると真直ぐ刀夜を見つめた。何故か刀夜にはその眼が不気味なほどに暗い単色に見えた。 「な、何言ってるんや?」 「刀夜がいなければ、霊夢が……」 「ちょ、ちょっと、母様!?」 霊華はもはや刀夜や霊夢の言葉を聞いていないようである。霊華は懐から紙、いわゆる“符”と呼ばれるものを取り出した。 「ちょ霊華さん!?なにする気や!?」 「トウヤガイナケレバ、レイムガ……」 「あ、こらあかん」 霊華は先程と同じ言葉を口にしただけである。だが刀夜は霊華の口調から彼女が自分を狙っている殺人マシーンと化しているのをその肌で、空気で感じ取っていた。 「トウヤ?ワルイケドレイムヲモトニモドスタメニキエテモラウワ」 「!!だめ!!!!」 殺人マシーンと化した霊華が刀夜に狙いを定めた“符”を放つ直前、霊夢が刀夜の前に割って入った。 そのことに霊華の動きが止まる。刀夜と霊華は目を大きく見開いて霊夢を見やる。 「「れ、霊夢!?」」 「母様!!私の友達を傷つけないで!!」 霊夢は真っ直ぐに霊華と見合い、自らの気持ちをぶつけた。 霊夢の言葉を聞いて霊華の心は揺れている。先ほどまでの機械的な表情がどんどんと崩れて親バカの表情に変わりつつある。 「と、友達?刀夜が霊夢の――友達?」 「あ、ああ。ついさっき友達になったんよ」 霊華の頭を垂れた。そのためその表情が見えなくなる。しかし彼女から徐々にではあるが威圧感のようなものが溢れ始めている。 刀夜が警戒している中、霊華はおもむろに刀夜の肩を掴み顔を上げた。 「霊夢に友達が――良かった〜」 霊華が完全に親バカモードに入った。その表情を例えるならば猫にマタタビを与えたかのような蕩けた表情をしている。 霊華はその表情のまま霊夢の頭をなで始めた。 「よかったわね、霊夢」 「うん、母様」 笑顔の霊夢に霊華は鼻血を出さんばかりの顔をしている。娘が嬉しそうなのを見て感極まったようである。――ちなみに刀夜は完全に空気と化している。 「ああ、やっと霊夢にも友達ができたのね……中々出来ないから心配してたのよ」 「あれ?霊華さんが同じ位の子供と会わせてくれへんって霊夢が言ってたけど?」 霊華の言葉に今まで空気だった刀夜が質問する。それを霊華が心外だと言わんばかりの怒り顔をして刀夜を方を見やり、言葉を返した。 「そんなことないわよ、時々人里へ連れて行ってるから会う機会はあったわよ!――まぁ霊夢はあまり会う気がなかったみたいだけどね」 「へ?――どういうことや?霊夢」 「あ、あはは。まぁいいじゃない細かいことは」 「細かいか?」 笑って話を逸らそうとする霊夢だが刀夜には通用せず、ジト目で見られている。加えて霊華もそんな様子の娘に疑問を持ったのか話に加わり始めた。 「そういえば刀夜の話も最初はあまり興味がなかったみたいだったのにどうしたの?」 「う、そ、それは……」 始めこそ言い淀んでいた霊夢だが刀夜と霊華の視線に耐えられなくなったのか小さな声ではあるが理由を話し始めた。 「その……刀夜は高位の神様にも普通に接してたって母様が言ってたから。私にも普通に接してくれるかもって思ったの」 「「?」」 霊夢の言葉に刀夜と霊華そろって疑問符を浮かべている。 霊夢は2人の様子を見て詳しい説明を始めた。それによると人里の子供達は皆、霊夢を避けているとのこと。理由はたやすい。霊夢が次代の博麗の巫女だからである。 そもそも博麗の巫女は妖怪退治と結界の管理が主な仕事だが人里周辺に妖怪が生息していることもあり、妖怪退治が中心と言える。つまり博麗の巫女には妖怪と渡り合えるだけの“力”があるということだ。 里の大人は巫女の“力”によって守られているということを理解しているが子供にはそれが分からない。巫女も妖怪も……はたまた神も、自分達とは違う“異端”の存在に見えるのだ。 そして……それを霊夢は知ってしまった。ということだった。 話が終わると同時に部屋の中に重い空気が漂っている。 「だから、神様に動じない刀夜なら……刀夜なら私を普通に見てくれると思ったから」 「大丈夫や」 「え?」 涙を流しながら自らの心のたけを話した霊夢に刀夜は霊夢の頭をなでながらやさしく声をかけた。 「俺はその程度で動じたりはせぇへん。次代博麗の巫女?そんなん関係ないわ。その程度で俺は霊夢との接し方は変えん。……友達やからな。やから……泣かんといてぇな」 「刀夜……ありがと」 霊夢は再び涙を流していた。しかし今回のは嬉し涙である。刀夜はそんな霊夢に持っていたハンカチを渡し、それで涙を拭くように言った。 数分後、涙が止まった霊夢は刀夜に礼を言ってハンカチを返した。 「もう大丈夫よ」 「さいか……ん?あれ?霊華さんは?」 「え?知らないけど?」 先ほどまでいた筈の霊華が姿を消していた。 そのことに気づくと共に刀夜達の脳裏にいやな予感がし始めた。 「何か嫌な予感がするで?」 「うん、多分間違ってないと思う」 「「……」」 どうやら二人とも同じ結論に至った様である。1拍おいて刀夜と霊夢は霊華の向かったであろう行き先を言い放った。 「「人里だ!!」」 そう、霊華は人里に行ったのである。その理由は……言うまでもないだろう。ヒントを挙げるなら――霊華は重度の親バカであるということ。これだけで全てが分かる。 「はよ行かな!里の子供が1人残らずいなくなってまうで!!」 「うん、急がないと!」 「人里ってどっちや!?」 「あっちよ。結構距離があるから飛んで行くわ」 「わかった。――“飛んで行く”?」 刀夜には聞き慣れない言葉が出て来たので1瞬刀夜の思考は停止した。そんな刀夜に霊夢はキョトンとした顔で見つめ返した。そしてさも当然のように 「うん、そうよ」 と言いきった。その様子には1片のためらいも言い淀みもなかった。 当然刀夜には疑問が浮かぶ。この神社に空を飛ぶような物があるのだろうか?よしんばあったとしてそれを霊夢が操縦するのか? 「此処に飛行機でもあるんか?」 「ひこーき?何それ?おいしいの?」 聞いたことのない名前の飛行機に1瞬心動かされた霊夢であったが刀夜から否定されると少しばかり残念そうな表情を浮かべた。 「え?じゃあどうやって飛んで行くん?」 「え?こうやって」 そう言うと霊夢はふわりと“空中に浮いた”。 「へ?」 いきなり目の前の少女が宙に浮いたということに先ほどよりずっと長く、刀夜の思考は停止した。 「これが私の能力、空を飛ぶ程度の能力よ」 「な、なんやそれ」 「ってそんなのどうでもいいから行くよ!!」 「へ?うわぁ!!」 ちっともどうでもよくない問題なのだがそんなことをまったく気にも止めずに霊夢は刀夜の腕を持ち、そのまま人里の方角へ向けて飛んで行った。 第6話へ続く あとがき こんにちはブレイドです。第5話をお届けしました。なんか霊夢のキャラがおかしいような気がします。でも8歳ということだから子供っぽくしてみようと思ったのですがうまくいかないものですね。次話では人里での話にしようと思ってます。そしてあのキャラも登場させます。そのキャラとは○○ ○○○です。わかりますよね? あ、あと今回から人物紹介はこのあとがきの下に書こうと思います。人物設定のところに書くとネタばれになるような気がするので、それではここまで読んでいただきありがとうございます。m(_ _)m 博麗 霊夢(はくれい れいむ) プロフィール 原作東方projectの主人公。現在8歳、人里では普通に接してもらえなかったので、刀夜が初めての友達。このままヒロインになるかも?最近親離れしてきている。霊華に修行をつけられているので霊力だけでなく身体能力もそこらの子供よりずっと上。 能力:空を飛ぶ程度の能力を持つ。 [*前へ][次へ#] [戻る] |