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NoVeL
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私はポツポツと、今朝の話を舞にしていく。

舞だけは、私が龍のことを好きだって知ってて、私のことをよく理解してくれる。

だから舞にだけはこういうことを話してきた。

「ふーん、そっかぁ・・・。江藤、まだ続けてるんだねー・・・。」

舞は少しつまらなそうに、ため息をつきながら私の頭を撫でる。

「美優、大丈夫だよ。私の前だけでは我慢しないでね?」

舞はそういって優しく笑ってくれる。

私は嬉しくて、思わず涙ぐんだ。

「ぅん・・・・。ありがと、舞。」


クラスについても、私の感動はなくならず、
私はずっと舞と話し込んでいた。

もう何度も言った龍のことを、
舞は文句も言わず聞いてくれる。

私がこうやって堂々と話せるのは、舞だけだってわかってるから。

ホントに舞以外の人とはろくに話せもしないから。

そう、特に・・・・。





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